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★映画『(ハル)』(2006.06.28)
★映画『Tommy トミー』(2006.06.28)
★映画『ダ・ヴィンチ・コード』(2006.06.19)
★映画『愛と青春の旅だち』(2006.06.19)
★映画『80デイズ』(2006.06.19)
★映画『ダブル・ビジョン』(2006.06.19)
★週末映画『昼顔』『メリーに首ったけ』『天国の本屋〜恋火〜』(2006.05.29)
★映画『ローズマリーの赤ちゃん』(2006.05.23)
★映画『の・ようなもの』(2006.05.01)
★映画『ケンタッキー・フライド・ムービー』(2006.05.01)







★映画『(ハル)』(2006.06.28)

『(ハル)』
監督:森田芳光
出演:深津絵里、内野聖陽、山崎直子
1996年・日本映画
118分

深津絵里主演の古い映画。地上波で夜中に放送されたもの。
以前に1度観たことがあって、そのときはけっこういいお話じゃんと思った記憶があるのですが、ひさしぶりに観てみたら、ちょっときつかった。インターネットが普及する前、パソコン通信&モデムの時代の話なのだけど、もう、なんというか、登場人物たちが気持ち悪い。深津さんはあいかわらず可愛いのだけど、時代もあってか、役柄上か、ときどきすごい化粧で登場するし、彼女を追いかける古い友人?は明らかにストーカーだし、あいたたたな青年実業家みたいのも出てくるし、もう、なんだかなぁ〜といった感じでした。
ただ、走り抜けていく新幹線越しの最初の出会いのシーンと、最後のシーンでの深津さんのセリフは、やはり素敵な感じがしますね。若いな。いろいろな意味で。

(2006.06.28)




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★映画『Tommy トミー』(2006.06.28)

『Tommy トミー (Tommy)』
監督:Ken Russell(ケン・ラッセル)
出演:Roger Daltrey(ロジャー・ダルトリー)、Ann Margret(アン・マーグレット)、Oliver Reed(オリヴァー・リード)
1975年・イギリス映画
111分

地上波で夜中に放送されたもの。世界初のロック・オペラ・アルバム、The Who(フー)の『Tommy』をミュージカル映画化したもの。映画の前に舞台用ミュージカルになっていたのでしたっけ?
アルバムのほうは、一部の曲がカットされた1枚ものCD(オリジナルは2枚組LPでした)で聴いたことがあって、けっこう気に入っているのです。哀愁も漂えばキャッチーなメロディもあり、なかなかドラマティック。
映画でもその音楽がふんだんに使われているので、曲を楽しむ分にはいいのだけど、ストーリーって、こんなだったんですね。最初のほうはPink Floyd(ピンク・フロイド)の映画『The Wall』にちょっと似てるのかなと思ったのですが、途中から、熱狂的な信者を集める新興宗教が発生してから崩壊していくまでの物語?になっていきました。楽しみどころがよくわからん。けっきょく最後、Tommyは、彼の周囲にいるすべての人間からも自由になった、ということなのかしら? そうだとすると、やっぱりちょっと『The Wall』に似てるのかもしれない。
ちなみに劇中、Eric Clapton(エリック・クラプトン)、Elton John(エルトン・ジョン)、Tina Turner(ティナ・ターナー)が登場し、歌や演奏を聴かせてくれます。

(2006.06.28)




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★映画『ダ・ヴィンチ・コード』(2006.06.19)

『ダ・ヴィンチ・コード (An Officer and a Gentleman)』
監督:Ron Howard(ロン・ハワード)
出演:Tom Hanks(トム・ハンクス)、Audrey Tautou(オドレイ・トトゥ)、Ian McKellen(イアン・マッケラン)
2006年・アメリカ映画
150分

劇場で。
原作本もたった2日間の間にたくさんのことが起きるスピーディな展開でしたが、映画はさらにスピーディ。というか、これ、物語ダイジェストですか? 勢いに乗ってスクリーン上に映し出される出来事を追いかける以外に、あまり楽しみはなし。この映画だけからでは、おそらく事件や登場人物たちの背景といった深みまでは楽しめないだろうなぁ。アメリカらしいアクション映画の一種になってました。なんとなく「ナショナル・トレジャー」ふうな印象でした。
あと、原作でモヤッとした登場人物たちの行動(なぜそんな行動を?)が、映画ではいっそうモヤッとしちゃってました。いくつか設定の変更もあり、いっそう薄っぺらくなった感じ。なぜソニエールとソフィーの関係を変えちゃったんだろう。映画でのファーシュは宗教団体と癒着したダメ警部にしか見えない。銀行の支店長の行動は映画ではいっそうわけがわからない。ラングドン教授がかなりキリスト教会側寄りに人物設定されちゃて、映画化に際してかなりキリスト教会に配慮した(というか、びびった?)のがありありといった感じです。
う〜ん。原作も思ったより薄っぺらい感じでしたが、映画はそれをさらに薄くしちゃった感じだなぁ。

(2006.06.19)




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★映画『愛と青春の旅だち』(2006.06.19)

『愛と青春の旅だち (An Officer and a Gentleman)』
監督:Taylor Hackford(テイラー・ハックフォード)
出演:Richard Gere(リチャード・ギア)、Debra Winger(デブラ・ウィンガー)、David Keith(デイヴィッド・キース)
1982年・アメリカ映画
124分

BSで放送されたもの。リチャード・ギアが若い。
で、この映画の主題はいったいなんだったのだろう。いや、ギア演じる主人公ザックの成長物語だとは思うのだけど、だから、なに?といった感じ。ちなみに原題は「An officer and a gentleman」だけど、これもよく意味がつかめない。officer(将校)がザックで、gentleman(紳士)がフォーリー軍曹? それとも、officerもgentlemanもザックのこと? 士官学校を卒業するザックが「軍曹のことを忘れない」といったときに軍曹が返した「I know」という返事は、ちょっといい感じだったけど。

(2006.06.19)




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★映画『80デイズ』(2006.06.19)

『80デイズ (Around the World in 80 Days)』
監督:Frank Coraci(フランク・コラチ)
出演:Jackie Chan(ジャッキー・チェン)、Steve Coogan(スティーヴ・クーガン)、Jim Broadbent(ジム・ブロードベント)
2004年・アメリカ映画
121分

地上波で放送されたもの。新宿での劇場公開は、たしか2週間程度で打ち切られてた気がする。
ジャッキー・チェンにアーノルド・シュワルツェネッガーといったあたりの出演以外に、これといって話題になるところなしといった感じ。だらだらとした展開と、突如繰り広げられるカンフー系アクション・シーン。むぅぅ。ジュール・ヴェルヌの原作を読んだことがないのだけど、有名な「80日間世界一周」って、こんな話なんですか?
あと、日本語吹き替えの原田泰三さん、もう少し勉強しましょう。女武将の吹き替えを担当した杉本彩さん、はまりすぎ。この役の女優さんもどことなく彩姉さんぽい雰囲気だったし。
休みの日の昼下がりにお茶飲んだりお酒飲んだりしながらだらだらと見るには悪くない程度の映画かな。

(2006.06.19)




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★映画『ダブル・ビジョン』(2006.06.19)

『ダブル・ビジョン (Double Vision)』
監督:Chen Kuo-fu(チェン・クオフー)
出演:Leung Ka Fai(レオン・カーフェイ)、David Morse(デイヴィッド・モース)、Rene Liu(レネ・リュウ)
2002年・香港/台湾/アメリカ映画
109分

地上波で放送されたもの。
これ、たしか公開時に劇場に観にいった記憶がある。そして、いまいちだったような記憶もある。あらためてテレビで観て、やっぱりいまいち。雰囲気はあるんだけどねぇ。オカルトとサイコ・スリラーのあいだを中途半端にすすんじゃって、最後はそんなオチですか、みたいな。「双眼(ダブル・ヴィジョン)」の持つ邪で恐ろしい意味が皮膚感覚として刷り込まれているような人には、これでもいいのかもしれない。ていうか、道教にはほんとうに双眼なんていう考え方があるのだろうか?

(2006.06.19)




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★週末映画『昼顔』『メリーに首ったけ』『天国の本屋〜恋火〜』(2006.05.29)

『昼顔』
CATVで放送されたもの。よくわからん。昼顔が23歳には見えない。

『メリーに首ったけ』
地上波で放送されたもの。あまりにバカらしくて笑える。キャメロン・ディアスの魅力はわからん。

『天国の本屋〜恋火〜』
BSで放送されたもの。竹内結子がまた死んでる。

(2006.05.29)




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★映画『ローズマリーの赤ちゃん』(2006.05.23)

『ローズマリーの赤ちゃん (Rosemary's Baby)』
監督:Roman Polanski(ロマン・ポランスキー)
出演:Mia Farrow(ミア・ファロー)、John Cassavetes(ジョン・カサヴェテス)、Ruth Gordon(ルース・ゴードン)
1968年・アメリカ映画
137分

ひさしぶりに映画『ローズマリーの赤ちゃん』をDVDで観ました。これ観るの、何年ぶり(何十年ぶり?)だろう。
独特の雰囲気が全編に漂ってて、けっこう好きです。原作本も持ってるし。こういった、映像や音で必要以上に思わせぶりな雰囲気を出したり脅かしたりしない、いろいろなことが観る側の感性や想像力にゆだねられているような映画って、いまのアメリカさんとかにはなかなかつくれないのだろうな。
ミア・ファーローは歩き方がペンギンみたいで、ちょっと変です。

(2006.05.23)




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★映画『の・ようなもの』(2006.05.01)

『の・ようなもの』
監督:森田芳光
出演:伊藤克信 、尾藤イサオ 、秋吉久美子
1981年・日本映画
103分

地上波で夜中に放送されてたのだったっけな。なんだかよくわからなかった。
主演の伊藤克信さんって、以前はけっこう頻繁に見かけた気がするのだけど、最近はどうしていることやら。ちなみに自分、彼の魅力がぜんぜんわかりません。というか、彼って役者なの? 芝居、できてると思えないのですが。
この映画に関していえば、秋吉久美子さんが可愛らしかった、といった印象しか残りませんでした。

(2006.05.01)




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★映画『ケンタッキー・フライド・ムービー』(2006.05.01)

『ケンタッキー・フライド・ムービー (The Kentucky Fried Movie)』
監督:John Landis(ジョン・ランディス)
出演:Colin Male(コーリン・メイル)、Janice Kent(ジャニス・ケント)、David Zucker(デイヴィッド・ザッカー)
1977年・アメリカ映画
78分

地上波で夜中に放送されたもの。
大量のパロディで構成された素晴らしくおバカな映画でおかしいのだけど、パロディの元ネタを知ってればもっとおもしろかっただろうな。あと、英語のセリフをそのまま理解できたならさらにおもしろかっただろう。
「ドラゴン イカレの鉄拳」のパートはちょっと長すぎで、途中で飽きた。

(2006.05.01)




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