名称 |
Ouro Velho Tinto / Cave do Casalinho (オウロ・ヴェーリョ・ティント / カーヴ・ド・カザリーニョ) | |||
産地 | ポルトガル、ベイラス(Vinho Regional) | |||
ワインのタイプ | 赤 | アルコール度数 | 12% | |
使われているブドウ | トゥリガ・ナシオナル、ティンタロリス | |||
ブドウの収穫年 | 1990 | 輸入業者 | 株式会社ティーワイトレーニング | |
味わい | 渋み(★が多いほど渋い) | ★★☆☆☆ | ||
酸味(★が多いほど酸っぱい) | ★★★★☆ | |||
重み(★が多いほど味が濃い) | ★★☆☆☆ | |||
香り(★が多いほど香りが強い) | ★★☆☆☆ | |||
好み(★が多いほど自分は好き) | ★★★☆☆ | |||
買った日とお値段 | 2001年6月2日 / 880円 | |||
買ったお店 |
ビックリワインハウス楽天市場店 http://www.rakuten.co.jp/bikkurisaketen/ | |||
飲んだ日 | 2001年6月13日 |
イタリアワインを思わせるような、さわやかな酸味を感じさせる香りがします。味も、酸味がかなり強いのですが、口に含んだ瞬間に最初に感じる味が、なぜか甘みだったりするので、それほど「酸っぱいワイン」という印象はなく、どちらかというとやわらかい感じを受けます。最初は甘いのですが、フィニッシュはスッキリとした酸味が残るため、味にやわらかさと切れのよさの両方があります。
1990年ヴィンテージというと、もう10年以上も前につくられたワインということになります。でも、酸味がしっかりしている成果、とても若々しくフレッシュに感じます。しかし、そこにとがったところ、とげとげしさがないところが、10年という熟成の成果なのでしょうか。
イタリアやフランスといった伝統国のワインとも、またアメリカや南半球といったニューワールドのワインとも違った、独特の風味が楽しめます。酸味の強いベリー系の果実のような風味もあり、個性的な味を持った美味しいワインだと思います。
■ 今日の食卓:肉豆腐。アスパラのグラタン。
醤油ベースで優しい甘みの肉豆腐と、インパクトが甘くフィニッシュがさわやかなワインとが、よく合います。とくに、汁の味の染み込んだ糸こんにゃくといい塩梅です。
しゃきっとした明日バラの歯ざわりとベシャメルソースの甘みがふんわりと口に広がるグラタンとも、おだやかな味のワインがおいしく飲めます。
和風、洋風、どちらの料理とも、味がぶつかることも、あるいはどちらかが相手の味を打ち負かすこともなく、そっと寄り添うように楽しめるワインでした。