名称 |
Les Terrasses / Alvaro Paladios (レス・テラセス / アルヴァーロ・パラディオス) | |||
産地 | スペイン、カタルーニャ州プリオラート(Priorat D.O.) | |||
ワインのタイプ | 赤 | アルコール度数 | 13.7% | |
使われているブドウ | ガルナッチャ(40%)、カリニェナ(40%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(20%) | |||
ブドウの収穫年 | 1998 | 輸入業者 | (株)ジャパンインポートシステム | |
味わい | 渋み(★が多いほど渋い) | ★☆☆☆☆ | ||
酸味(★が多いほど酸っぱい) | ★★★☆☆ | |||
重み(★が多いほど味が濃い) | ★★★★☆ | |||
香り(★が多いほど香りが強い) | ★★★★☆ | |||
好み(★が多いほど自分は好き) | ★★★★☆ | |||
買った日とお値段 | 2001年6月16日 / 懸賞当選(販売価格3000円) | |||
買ったお店 |
ワインブティックコレクション http://www.rakuten.co.jp/winecollection/ | |||
飲んだ日 | 2001年7月7日 |
栓を抜いた瞬間から、甘い香りがふわっと広がります。カカオのような、葉巻のような、強い香りがあります。アルコールの力強い香りもあり、口に含む前からしっかりとした濃い味を予想させます。
ガルナッチャ、カリニェナというのはたぶん、グルナッシュとカリニャンのことだと思いますが、そうするとこのワインは、スペイン地元品種のテンプラニーリョを使ったティピカルなスペインワインというよりは、フランスのローヌ風のワインということなのでしょう。スペインワインはあまり飲んだことがないのですが、実際に飲んでみても、やはりローヌ風な印象があります。
アルコール度数が13.7%とかなり高く、カリフォルニアやオーストラリアなどのニューワールドワインに負けないパワフルさと凝縮感がありますが、それが野性的一辺倒にならず、どことなく繊細な感じがするのが、やはりヨーロッパ的です。力強さと豊かな酸味、果実味のある、とても美味しいワインです。
■ 今日の食卓:チキンとジャガイモ、トマト、たまねぎのオーブン焼き。生ハムとバジリコのモッツァレラチーズ巻き。
塩、コショウとオリーブオイルのみで味付けしたチキンは、トマトの酸味と甘みがほどよく、美味しくつくれました。全体的におだやかで、チキンと野菜のやさしい味が楽しめます。対するワインは非常に力強く濃い味なので、料理が完全に負けてしまいました。美味しいワインですが、あまりにもパワフルなので、料理とあわせるのはけっこう難しそうです。力のある食材に濃い味付けが必要かもしれません。少なくとも、鶏肉では弱すぎでした。牛肉や、あるいは少しクセのあるマトンなどのほうが合いそうです。その点でもやはり、ローヌ的なワインだと思いました。