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Nebbiolo d'Alba / Pio Cesare



vino 名称 Nebbiolo d'Alba / Pio Cesare
(ネッビオーロ・ダルバ / ピオ・チェーザレ)
産地 イタリア、ピエモンテ州アルバDOC
ワインのタイプアルコール度数 13%
使われているブドウ ネッビオーロ
ブドウの収穫年 1996 輸入業者 兼松株式会社 / 日本リカー株式会社
味わい渋み(★が多いほど渋い)★★★☆☆
酸味(★が多いほど酸っぱい)★★★☆☆
重み(★が多いほど味が濃い)★★★☆☆
香り(★が多いほど香りが強い)★★★☆☆
好み(★が多いほど自分は好き)★★★★☆
買った日とお値段 2001年8月19日 / 1750円
買ったお店 アウトレットワインTOKYO楽天市場店
http://www.rakuten.co.jp/out/
飲んだ日 2001年9月5日



 枯れかけたレンガ色が美しい。少し酸味をおびた甘い皮のような香りは、あまり強くはないが、ピエモンテらしい(のかな?)よい匂い。アタックはやわらかく、あと口に残る心地よい渋みと喉の奥にまで広がる余韻、おだやかな酸味のバランスがよく、さすがバローロやバルバレスコをつくる葡萄だと感じる。充分な重量感がありながらも重苦しくなく、食事とあわせてもぶつからない。しっかりした飲みごたえのある美味しいワイン。

今日の食卓: キノコのグラタン / ピーマンのオムレツ / インゲンとにんじんの温野菜 / ロースハム / モッツァレッラ・ブファーラ・チーズ
 キノコの風味が香るグラタンのベシャメルソースの甘さにも、ワインの甘さが消されず、バランスが崩れない。ワインの甘みと酸味、渋みが、ベシャメルの甘みをより奥行きのあるものにしているように感じる。
 世間的には、卵と赤ワインはあわないといわれているらしいが、オムレツとこのワインは、けっして悪い組み合わせではないように思う。とくにおたがいを引き立てあうというわけではないが、味がぶつかりあうこともない。
 温野菜のやさしい自然な甘みとは、ワインの持つ自然な果実味が相性よく楽しめるようだ。
 塩味がしっかりしていて味に凝縮感のある水牛のモッツァレッラは、牛の乳でつくったモッツァレッラ・バッカよりも味に主張がある。このワインはけっこう重みのある力強い味だが、一緒に食べてもチーズが負けることなく、かといってぶつかりあうこともなく、双方の甘みとワインの持つ酸味とほのかな苦味が美味しく味わえる。
 日本ハムの「熟成ロースハム」はとても香りがよく、最近のお気に入り。どんなワインにも美味しくあわせられ、ちょっとだけ贅沢な気分になれる。このワインともやはりよい塩梅。ちなみに妻は、このハムを食べてからこのワインを飲むと梅干の風味になると主張するのだが、自分にはよくわからない。








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