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Gattinara / Ca' De' Santi



vino 名称 Gattinara / Ca' De' Santi
(ガッティナーラ / カ・デ・サンティ)
産地 イタリア、ピエモンテ州ガッティナーラ地区(DOCG)
ワインのタイプアルコール度数 13%
使われているブドウ ネッビオーロ
ブドウの収穫年 1996 輸入業者 リカオー株式会社
味わい 渋み(★が多いほど渋い) ★★☆☆☆
酸味(★が多いほど酸っぱい) ★★★★☆
重み(★が多いほど味が濃い) ★★★☆☆
香り(★が多いほど香りが強い) ★★★☆☆
好み(★が多いほど自分は好き) ★★★☆☆
買った日とお値段 2001年9月22日 / 1980円
買ったお店 リカオー楽天市場店
http://www.rakuten.co.jp/ricaoh/
飲んだ日 2001年10月27日



 Barolo(バローロ)やBarbaresco(バルバレスコ)と同じネッビオーロ種の葡萄でつくられるピエモンテ州のDOCGワイン。Gattinara(ガッティナーラ)を飲むのははじめてだが、BaroloやBarbarescoにくらべると粗い感じがする。これがGattinaraというワインの味なのか、それともこのつくり手のGattinaraだからなのかはわからないが、酸味が強く、それを支える渋みや甘みが足りないため、全体に酸っぱくてバランスの悪いワインな印象を受ける。とくに抜栓直後は酸味が荒々しく、飲みにくい感じがする。1時間を過ぎると味にまとまりが出てきて、なかなかおいしくなってはくるが、やはり酸味は強め。
 それなりに楽しむことはできるけれど、売価を考えると、ちょっとばかし残念な気のする味わい。すでに5年の熟成も経ているのだから、もう少しまろやかさや広がり、ふくらみが味にほしい。それとも、まだまだ熟成が足りないのだろうか。

今日の食卓: 豚肉のソテー / トマトとサニーレタスのサラダ / 秋刀魚のフライ
 酸味が強くそれなりにボディのあるワインは、やはり肉との相性がよい。塩と胡椒だけでシンプルに味付けされた豚肉のソテーは、ほどよい油分と淡白ながらもふくよかな味わいがあり、酸味がきりっとしたワインといい塩梅だ。肉の持つ脂肪とたんぱく質がうまくワインと調和する感じがする。ただ、付け合わせの小松菜のソテーやサラダとは、ワインの酸味が強すぎるようだ。もう少し味に重層感のあるワインであれば、これらともおいしく飲めた気もするのだけど。
 秋刀魚のフライとは、ワインが生臭くなってしまってもうひとつ。ほんの少しの生臭さなので、魚が好きな人にはぜんぜん平気なのではないかと思うが、もともと魚の生臭さが苦手な自分には、ちょっとつらい。








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