名称 |
Barbaresco Asij / Ceretto (バルバレスコ・アジィ / チェレット) | |||
産地 | イタリア、ピエモンテ州バルバレスコ地区(DOCG) | |||
ワインのタイプ | 赤 | アルコール度数 | 13% | |
使われているブドウ | ネッビオーロ | |||
ブドウの収穫年 | 1995 | 輸入業者 | サントリー株式会社 | |
味わい | 渋み(★が多いほど渋い) | ★★★☆☆ | ||
酸味(★が多いほど酸っぱい) | ★★★★☆ | |||
重み(★が多いほど味が濃い) | ★★★☆☆ | |||
香り(★が多いほど香りが強い) | ★★★★☆ | |||
好み(★が多いほど自分は好き) | ★★★★☆ | |||
買った日とお値段 | 2001年2月4日 / 2550円 | |||
買ったお店 |
ビックリワインハウス楽天市場店 http://www.rakuten.co.jp/bikkurisaketen/ | |||
飲んだ日 | 2001年12月22日 |
果実の甘酸っぱい香りと土のような柔らかい匂いがある。コルクにはチョコレートのような濃厚な香りが染みついていて、ワインを口に含むとイチジクのような香りが広がる。
1995年ヴィンテージと、もう6年が経っているワインだが、まだ艶のあるワインレッドの色を保ち、味わいにもみずみずしさが感じられる。同じ1995年のBarbaresco(バルバレスコ)でも、Zonin(ゾーニン)のものはもっと赤茶けたレンガ色になっていて、枯れた丸みのようなものを感じたが、Ceretto(チェレット)のこのBarbarescoは、まだまだ若々しい。もう何年か熟成させて、より味が丸くなるのを待ってから飲んでも美味しそう。
はっきりとした酸味とアタックの柔らかい渋みがあり、ほのかな苦味も心地よい。抜栓から1時間以上を過ぎると、さらにあと口へのタンニンがきわだってきて、より飲みごたえのある味になってくる。飲んだあとに口に残る香りもふくよかで、フレッシュながらもとがったところのない酸味とともに、バランスのよい味わいになっている。さすがピエモンテ州のトップ・ワイナリーのひとつ、Cerettoのつくるワインだなという感じ。
■ 今日の食卓:
トスカーナ風パンと野菜のスープ / レタスとイエローピーマンのサラダ
野菜とパンの甘さがトマトの柔らかい酸味ととけあうスープは、トスカーナの家庭料理なのだそうだ。本当ならサンジョヴェーゼを主体としたトスカーナワインを合わせるべきなのかもしれないが、ほどよく酸味と渋みのあるBarbarescoとも、なかなかよい相性といえそうだ。料理に対して、ちょっとワインのほうが強い感じがするが、フランスワインと違い、強くても料理の味を押しのけたりしないのがイタリアワインのいいところ。イタリア料理との組み合わせなので、バランスもまずまずといえる。