名称 |
Bethany - Grenache / The Schrapel Family Vineyards (ベサニー - グルナッシュ / ザ・シュレイペル・ファミリー・ヴィンヤーズ) | |||
産地 | オーストラリア、南オーストラリア地方バロッサ・ヴァレー、ベサニー地区 | |||
ワインのタイプ | 赤 | アルコール度数 | 14% | |
使われているブドウ | グルナッシュ | |||
ブドウの収穫年 | 2000 | 輸入業者 | 有限会社カンザワイン | |
味わい | 渋み(★が多いほど渋い) | ★☆☆☆☆ | ||
酸味(★が多いほど酸っぱい) | ★☆☆☆☆ | |||
重み(★が多いほど味が濃い) | ★★★★☆ | |||
香り(★が多いほど香りが強い) | ★★★☆☆ | |||
好み(★が多いほど自分は好き) | ★★★☆☆ | |||
買った日とお値段 | 2002年2月21日 / 1580円 | |||
買ったお店 |
Wineya.com楽天市場店 http://www.rakuten.co.jp/wineya/ | |||
飲んだ日 | 2002年3月21日 |
前回飲んだときは発泡していて、本来の味が楽しめなかったワイン。今回は幸い、前回のようにピリピリした感じはほとんどない。ただ、まったくない、完全なスティル・ワインかというとそうではなく、やはりほんの少しだけ炭酸のニュアンスがある。輸入業者が悪いのか、販売店に問題があるのか、それはわからないが、やはりこの点が残念。とはいえ、前回にくらべればほとんど気にならない程度。
甘みがかなり強く、酸味や渋みはほとんど感じられない。力強く濃い味で、太陽の恵みを精一杯浴びた感じがする。繊細さはあまりないが、おおらかで幸せな味のするワインではないか。
甘みが強いので、普通の食事に合わせるワインとしてはどうかと思うが、たとえばバーベキューなどの、少し甘いタレを使った肉料理には合うのかもしれない。
なお、ワインに感じられた炭酸のニュアンスについての販売店の見解は、「醸造の際にマセラシン・カルボニックしてるのかもしれない。短時間でタンニンと果実味を抽出する目的でタンクのなかに発泡性の二酸化炭素(炭酸)を充満し、そのまま濾過して瓶詰めすると、ワインのなかに炭酸がわずかに残ることがある。ベサニー・ワインについては、そうした“造り”による発泡ではないか。ワイン自体がなにかしらのダメージを受けたのではなく、造り手みずからがこうした味に仕上げたか、タンクごとに発生する風味の違いによるものと結論できると思う」というものだった。前回飲んだグルナッシュや、少し前に飲んだ白の「Steinbruch」の強い炭酸がそういった理由によるものだとしたら、かなり乱暴なつくり方をしている生産者だといえるのではないかな。
■ 今日の食卓:
パプリカとなすのラタトゥイユ / アーティチョークのオイル漬け / Saint-Nectaire(サン・ネクテール)
このワインは、食事に合わせるには少し甘みが強すぎる。力強さがあるワインなので、もっと強い料理ならバランスが取れるのかもしれないが、軽くさわやかなラタトゥイユとはバランスが悪い。味の相性的には悪くない感じではある。
フランス産のSaint-Nectaire(サン・ネクテール)は、ソラマメのような青い豆類の味がして、春っぽい味のチーズ。ワインとあわせると少しだけカビ臭が感じられてしまうが、それほど悪い組み合わせではない。強い果実の甘みを持ったワインとは、春っぽい組み合わせだと思う。
ブドウの収穫年 | 2000 | 輸入業者 | 有限会社カンザワイン |
味わい | 渋み(★が多いほど渋い) | 評価不能 | |
酸味(★が多いほど酸っぱい) | 評価不能 | ||
重み(★が多いほど味が濃い) | 評価不能 | ||
香り(★が多いほど香りが強い) | ★★★★☆ | ||
好み(★が多いほど自分は好き) | 評価不能 | ||
買った日とお値段 | 2002年1月19日 / 1580円 | ||
買ったお店 |
Wineya.com楽天市場店 http://www.rakuten.co.jp/wineya/ | ||
飲んだ日 | 2002年2月13日 |
抜栓直後からとてもいい香りがして、期待感を高める。でも残念ながら、このボトルは劣化していたようで、ワインが微発泡してしまっている。たぶん、流通段階のどこかで保管が悪かったのだろう。口に含んだ瞬間に刺すような刺激が舌に感じられ、せっかくのワインの味わいを壊してしまっている。まるで自家製の葡萄ジュースが発酵してサイダーになってしまったときのよう。
それでも、その発泡の下には、果実の豊潤な甘みや、オーストラリアならではのパワフルさが感じられるし、余韻も長い。普通の状態で飲んだなら、かなり美味しいワインではないかと思う。
■ 今日の食卓:
大根とにんじんのトマト煮
トマトのやわらかな酸味とワインのたっぷりした甘みは、たぶん悪い相性ではないと思う。ただ、このボトルはワイン本来の味ではないから、相性を云々するのは意味がないだろうな。