名称 |
Vino Nobile di Montepulciano Riserva / Casa Vinicola Carpineto (ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチァーノ・リゼルヴァ / カーザ・ヴィニコラ・カルピネート) | |||
産地 | イタリア、トスカーナ州モンテプルチァーノ地区(DOCG) | |||
ワインのタイプ | 赤 | アルコール度数 | 13% | |
使われているブドウ | プルニョーロ・ジェンティーレ | |||
ブドウの収穫年 | 1996 | 輸入業者 | 株式会社ワインプレスインターナショナル | |
味わい | 渋み(★が多いほど渋い) | ★★☆☆☆ | ||
酸味(★が多いほど酸っぱい) | ★★★☆☆ | |||
重み(★が多いほど味が濃い) | ★★☆☆☆ | |||
香り(★が多いほど香りが強い) | ★★★★☆ | |||
好み(★が多いほど自分は好き) | ★★★★☆ | |||
買った日とお値段 | 2002年4月14日 / 1780円 | |||
買ったお店 |
ヴェリタス楽天市場店 http://www.rakuten.co.jp/veritas/ | |||
飲んだ日 | 2002年4月27日 |
抜栓するとすぐにボトルから華やかな香りが立ち昇る。およそ6年近くが経っているが、まだ色合いは若々しい輝きを持った美しいワインレッドをしている。エッジにもまだつやがあり、枯れかけた印象はまったくない。味にもまだはりがあり、これからも熟成していくのだろうと感じさせる。
はっきりとした酸味があるが、とがった印象はなく、やわらかな渋みとともにふくよかな味わいが口に広がる。あと口に残る余韻も華やかで、高貴なワイン(Vino nobile)という名称にふさわしいと感じる。栓を開けて1時間くらいは炭酸のニュアンスが感じられるが、とくに味を壊している感じはない。その後は炭酸も抜けて、よりなめらかな味わいになる。やわらかな腐葉土のような、湿った落ち葉のような香りも心地よい。
すっきりした口当たりながらも重層的な味わいのするワイン。
■ 今日の食卓:
牛の焼肉 / お米のサラダ / グリーンサラダ ゴマ味噌のドレッシング / ブレビス・チーズ
それなりに重みのあるワインなので、焼肉ともバランスよく飲める。いくぶんしょっぱめの焼肉だったが、それをすっきりとさせ、ワインの酸味と調和する。
お米のサラダはレモンの酸味をきかせた味付けにしたが、これもまた相性としては悪くない。サラダに混ぜ込んだトマトやアーティチョーク、オリーブといった野菜の柔らかな味がワインとうまく合う。
ブレビスはフランス産のヤギのチーズ(シェーブル)だが、あまりクセがなく、やわらかでミルキーな味わい。ただ、ワインとあわせると牧場を思わせる臭みが一気に広がってしまい、相性としてはいまひとつ。単体としては美味しいのに、ワインとチーズの組み合わせはやはり難しい。