名称 |
Lacryma Christi del Vesvvio Rosso / Fevdi di San Gregorio (ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェスヴィオ・ロッソ / フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ) | |||
産地 | イタリア、カンパーニァ州ヴェスヴィオ火山周辺(Vesuvio DOC) | |||
ワインのタイプ | 赤 | アルコール度数 | 12.5% | |
使われているブドウ | ピエディ・ロッソ | |||
ブドウの収穫年 | 1999 | 輸入業者 | モンテ物産株式会社 | |
味わい | 渋み(★が多いほど渋い) | ★★☆☆☆ | ||
酸味(★が多いほど酸っぱい) | ★★★☆☆ | |||
重み(★が多いほど味が濃い) | ★★☆☆☆ | |||
香り(★が多いほど香りが強い) | ★★★★☆ | |||
好み(★が多いほど自分は好き) | ★★★★☆ | |||
買った日とお値段 | 2002年5月6日 / 1200円 | |||
買ったお店 |
びっくりワインハウス楽天市場店 http://www.rakuten.co.jp/bikkurisaketen/ | |||
飲んだ日 | 2002年5月25日 |
Lacrima Christi(ラクリマ・クリスティ)の赤は以前、Caputo(カプート)社の2000年のものを飲んだことがあるのだが、酸っぱいだけで薄くて味のない、有名なわりにはあんまり美味しくないワインだなという印象だった。でも、このLarcrima Christiは、さすが南イタリアのトップ・メーカーであるFevdi di San Gregorio(フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ)がつくっているだけあって、以前に飲んだものとぜんぜん違う。
抜栓直後から立ち昇る甘い花の香り。濃い赤紫色で、エッジは輝きのあるワインレッド。見た目にあまりとろみはないけれど、口に含むと豊かな果実の甘みとやわらかな渋み、酸味がまじりあい、噛みながら飲んでも充分に味わいを楽しめる濃さがある。みずみずしいけれどとがったところはなく、強さとしなやかな丸さが共存している。いままでに飲んだことのあるFevdi di San Gregorioのワインはどれもそうだったが、このワインにもしっかりとした果実の甘みが感じられ、飲みごたえがある。
■ 今日の食卓:
桜チップのスモークハム / ジャガイモとピーマンのオーブン焼き / ブルサン
たっぷりとした果実味のあるワインに、上品な味わいのハムは少し弱いかもしれない。とはいえ、肉の持つやわらかな甘みとワインの甘み、スモークした香りとワインの香りがバランスよく楽しめる。
ゆでたジャガイモとピーマンをオリーブオイルと塩、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズで味付けしてオーブンで焼いた。ちょっと塩味が足りなく仕上がったが、野菜のやわらかな甘みがあたたかみのあるワインといい塩梅。
ガーリック風味のブルサン(Boursin)チーズとも美味しく飲めて、南イタリアワインならではの楽しく明るい食卓を彩ってくれる。