名称	Cabernet Sauvignion / Fontielle (カベルネ・ソーヴィニオン / フォンティエル)
	産地	フランス、ラングドック・ルーション(Vin de Pays d'Oc)
	種別	赤
	使われているブドウ	カベルネ・ソーヴィニオン
	ブドウの収穫年	1999
	味わい	渋み(★が多いほど渋い)	★★☆☆☆
		酸味(★が多いほど酸っぱい)	★★☆☆☆
		重み(★が多いほど味が濃い)	★☆☆☆☆
		香り(★が多いほど香りが強い)	★★☆☆☆
		好み(★が多いほど自分は好き)	★★☆☆☆
	買った日とお値段	2000年12月６日 / 430円(375ml)
	買ったお店	近所のセブン-イレブン
	飲んだ日	2000年12月11日

　２回目の挑戦です。前回に飲んだときは、ちょっと体調がよくなかったため、体調が普通のときに再度飲もうと思っていたのでした。
　前に飲んだときは、美味しいのか美味しくないのか、微妙な感じだったのですが、今回はそれなりにおいしいワインだと感じました。ほのかな渋みとおだやかな酸味で飲みやすいです。香りはそれほど強くなく、重さもあまりないので、ゴクゴク飲めます。
　ちょっとアルコールぽさと苦味があり、それを補うだけの果実味がないため、手放しで「美味しい」とはいいにくいのですが、楽しんで飲むには充分です。

　チーズとポテト入りのパンプキンサラダを食べながら飲みましたが、サラダの甘さが、ただでさえ少ないワインの甘さを消してしまい、苦味が一層強くなってしまいました。
　もう少し味に重層感と深みがほしいと思いました。

　栓がコルクではなくスクリューキャップの、安いハーフボトル。香りはいいです。渋みはそこそこで、酸味もおだやか。それなりに美味しいのだけど、厚み、深みが圧倒的に不足しています。
　輸入元のエムピーケーの「飲み口」ランクでは、Porche du Moulin(ポルシュ・デュ・ムーラン)が「ほどよい飲み口」なのに対し、こちらは「ほどよく重厚な飲み口」となっているのですが、明らかにPorche du Moulinのほうが重みがあります。

　ワイン単体で飲むとそれなりに美味しいのですが、ワイン自体の味が持つ力が弱いためか、一緒に食べるものによってどんどんワインの味が変わります。大根やにんじんなどの根菜類を中心にトマトとパプリカで煮込んだハンガリー風スープと一緒に飲むと、酸味以外の味が弱まってしまいます。また、安いプロセスチーズと一緒に飲むと、酸味が弱まってしまいます。だからといって、バランスが極端に崩れるわけではありませんが、料理を引き立てる、あるいはワインの味わいがよくなるといった感じでもありません。

　美味しいのか、美味しくないのか、ちょっと微妙な感じです。日を改めて、再度試してみたいと思うくらいには美味しいのですが。