名称 |
La Caccitora - Barbaresco / CI.EMME (ラ・カッチトーラ - バルバレスコ / チ・エンメ) | |||
産地 | イタリア、ピエモンテ州バルバレスコ地区(DOCG) | |||
ワインのタイプ | 赤 | アルコール度数 | 13% | |
使われているブドウ | ネッビオーロ | |||
ブドウの収穫年 | 1996 | 輸入業者 | 現地で調達 | |
味わい | 渋み(★が多いほど渋い) | ★★☆☆☆ | ||
酸味(★が多いほど酸っぱい) | ★★★☆☆ | |||
重み(★が多いほど味が濃い) | ★★☆☆☆ | |||
香り(★が多いほど香りが強い) | ★★★☆☆ | |||
好み(★が多いほど自分は好き) | ★★★☆☆ | |||
買った日とお値段 | 2002年9月19日 / 11ユーロ弱(1300円程度) | |||
買ったお店 | スーパーマーケット(店名確認せず) (Verona, Italy) | |||
飲んだ日 | 2002年9月19日 |
ヴェローナのスーパーマーケットで見つけた、変わったボトルに入ったバカ安のバルバレスコ。日本には入ってきてないんじゃないだろうか。ソムリエナイフでコルクを抜こうとしたら、ナイフのテコのところでボトルの口のガラスが欠けてちょっとびびったが、中身の品質的には問題なし。ただしコルクは、これが長熟型ワインのひとつであるバルバレスコのものかと思うくらいに短い。
抜栓直後からいい香り。2時間ほど経つと干しイチジクのような香りも強くなってくる。渋みはあまりないが、果実味と酸味がしっかり感じられる。酸味がしっかりしているとはいっても、日本で飲むバルバレスコよりはやわらかいかもしれない。1996年ヴィンテージと、安いバルバレスコとしては飲み頃の時期に入っているのと、やはり電車で数時間程度のところでつくられていて飛行機や船などによる長旅をしていないからだろうか。
軽めの口当たりで飲みやすいけれど、それなりに飲みごたえはある。1300円程度と日本では考えられない低価格バルバレスコだけど、価格以上の味わいがあると思う。抜栓直後から飲み終わる3時間後くらいまで、ほとんど味が変わることなく、おいしく飲めた。逆にいうと、時間が経つことによってすごくおいしくなる=盛り上がる時間帯がなく、それが少しさびしくはあったけれど。
■ 今日の食卓 ■
カット野菜のサラダ
トマトのクスクス詰め
アーティチョークのオイル漬け
チキンのソテー きのこ添え
チリの魚ペースト詰め
パプリカのトマト煮
ヴェローナ市内、R.シモーニ広場(Piazza R.Simoni)そばのガストロノミア(Gastronomia=惣菜屋)「Retro Gusto」のお惣菜。サラダだけはスーパーマーケットで購入。これにパプリカのトマト煮をかけてドレッシング代わりにした。
Retro Gustoの惣菜はどれも味付けがやわらかく、野菜は野菜の、肉は肉の甘みが素朴に感じられる。バルバレスコはどちらかというとイタリアワインのなかでも味の強いワインだけど、このバルバレスコはやわらかい味で、これらの惣菜ともぶつかることなくおいしく飲める。なかでもアーティチョーク、そしてやはりチキンとの相性がよかった。