名称 |
Recioto della Valpolicella Amarone / Zenegaglia (レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ・アマローネ / ゼネガッリァ) | |||
産地 | イタリア、ヴェネト州ヴェローナ近郊ヴァルポリチェッラ地区(DOC) | |||
ワインのタイプ | 赤 | アルコール度数 | 15% | |
使われているブドウ | コルヴィーナ、モリナーラ、ロッサネッラ、ネグラーラ | |||
ブドウの収穫年 | 1997 | 輸入業者 | - | |
味わい | 渋み(★が多いほど渋い) | ★★☆☆☆ | ||
酸味(★が多いほど酸っぱい) | ★★★☆☆ | |||
重み(★が多いほど味が濃い) | ★★★☆☆ | |||
香り(★が多いほど香りが強い) | ★★★★☆ | |||
好み(★が多いほど自分は好き) | ★★★☆☆ | |||
買った日とお値段 | 2002年9月20日 / 19.5ユーロ(2300円程度) | |||
買ったお店 | イタリア、ロンバルディーア州ガルダ湖畔シルミオーネ(Sirmione)の名のわからない八百屋 | |||
飲んだ日 | 2002年12月21日 |
Amaroneは、ものによっては30年以上持つ(熟成する)といわれている。イタリアで買って日本に持ち帰ってきたこのアマローネは、開ける前は、アルコール度数が15%と高いこともあり、長期熟成が期待できそうな感じがしていたが、意外とコルクは短い。ふつうの八百屋で売っていたこともあり、どちらかというと気軽なタイプのAmaroneなのかもしれない。
香りはそれほど強くない。アルコールはさすがに15度だけあってたっぷりした感じ。密度の濃い果実の甘みはあるが、しっかりとした辛口に仕上がっている。渋みはあと口を引き締める感じ。
Amaroneはこれまでにも何本か、つくり手の違うものを飲んだが、飲むたびに味が違う。このAmaroneは、どちらかというと、それほどAmaroneらしさが強く感じられないタイプか。もっと甘く煮詰めたようなニュアンスを期待したかったが、Amaroneということをあまり考えなければ、しっかりした味わいと厚みがある充分以上に美味しいワイン。Amaroneならではのブランデーのような熟成感もほどよくあり、ある意味、多くの人に飲みやすいAmaroneといえるのかもしれない。
■ 今日の食卓 ■
ラムのオーブン焼き
レタスとトマトのサラダ
ゴルゴンゾーラ・ピカンテ(Gorgonzola Piccante)
ラムは、有機栽培のにんじんと、玉ねぎとにんにくの刻んだものを一緒に入れて、オーブンで焼いた。ふんわりとした焼き上がりで、ラム独特の甘みが楽しめた。一緒に焼いた野菜や油にもラムの香りと味が移り、とても美味しい。ちょっとクセのある味がAmaroneの強さともバランスをとっている。美味しく楽しめる組み合わせ。
サラダはドレッシングが少し酸っぱいが、これもワインの持つ甘酸っぱさと悪くない。
イタリア産の青カビチーズ、ゴルゴンゾーラは、辛口にしあげたピカンテを用意。アオカビのピリッとした辛みとミルキーな甘みのバランスがよい。味も強いので、ワインとのバランスも悪くない。ちょっとかび臭さが強くなる感じはあるが、相性としては悪くないだろう。