名称 |
Rioja Gran Reserva / Vina Tondonia (リオハ・グラン・リゼルバ / ビーニャ・トンドニア) | |||
産地 | スペイン、リオハ (Rioja DOC) | |||
ワインのタイプ | 赤 | アルコール度数 | 12% | |
使われているブドウ | テンプラニーリョ | |||
ブドウの収穫年 | 1980 | 輸入業者 | 株式会社DF松栄 | |
味わい | 渋み(★が多いほど渋い) | ★★☆☆☆ | ||
酸味(★が多いほど酸っぱい) | ★★★★☆ | |||
重み(★が多いほど味が濃い) | ★★☆☆☆ | |||
香り(★が多いほど香りが強い) | ★★★★☆ | |||
好み(★が多いほど自分は好き) | ★★★★☆ | |||
買った日とお値段 | 2002年12月22日 / 1980円 | |||
買ったお店 |
お手軽ワイン館楽天市場店 http://www.rakuten.co.jp/winekan/ | |||
飲んだ日 | 2003年1月18日 |
キャップシールが蝋で固められているため、栓を抜くのにすごく苦労した。なかなか蝋が取れないんだもん。でも、苦労した甲斐のある味わい。
コルクを抜いた瞬間から、空気に触れるのを20年以上待ちわびていたかのように香りが広がってくる。甘い香りは、スペインというよりはブルゴーニュのよう。茶色がかった赤レンガ色。20年以上の熟成を経て、とてもまろやかな味になっている。リオハのワインは、自分はどちらかというと苦手なのだけど、リオハの強くたくましい感じが長期熟成で丸くなり、渋さ、酸味、甘さのバランスがとれたものとなっていて、とても美味しく飲める。香りだけでなく味も、スペインというよりはブルゴーニュや熟成したピエモンテワインのような印象。まろやかでありながらも酸味はまだしっかりと主張し、果実の甘みがそれを支える。あと口に残る渋みもほどよく、このあとまだ数年の熟成も可能に思う。ジャムっぽい香りと味わいがあり、ボディの厚みも失われていない。
ヴィンテージが1980年だから1980円という冗談のような値付けがされていたが、購入して大正解だった。
■ 今日の食卓 ■
にんにくとガルム風味のスパゲッティ
ひき肉と野菜、豆腐のオーブン焼き
茹で上げスパゲッティを、にんにくと唐辛子の風味を移したオリーブオイルであえ、最後にガルム(イタリアの魚醤)をたらしただけのシンプルなパスタ。魚の甘い風味がパスタに深い味わいを与える。シンプルだけど味わい深く、ワインともとてもいい相性。
オーブン焼きは、きざんだニンジンやハスなどとひき肉、豆腐を混ぜ合わせ、白菜でミルフィーユ状に重ねたものをオーブンで焼いた。しゃぶしゃぶのゴマだれをかけて食したが、野菜の自然な味が楽しめる。ちょっと白菜がかたかったのと、ハスのパリパリ感が口当たりを荒くしていたが、ワインとの相性は悪くない。