名称 |
Chianti Classico Riserva / Villa Antinori (キァンティ・クラッシコ・リゼルヴァ / ヴィッラ・アンティノリ) | ||
産地 | イタリア、トスカーナ州キァンティ(DOCG) | ||
種別 | 赤 | ||
使われているブドウ | サンジョヴェーゼ | ||
ブドウの収穫年 | 1996 | ||
味わい | 渋み(★が多いほど渋い) | ★★★☆☆ | |
酸味(★が多いほど酸っぱい) | ★★★★☆ | ||
重み(★が多いほど味が濃い) | ★★★☆☆ | ||
香り(★が多いほど香りが強い) | ★★★☆☆ | ||
好み(★が多いほど自分は好き) | ★★★☆☆ | ||
買った日とお値段 | 2000年10月28日 / 1680円 | ||
買ったお店 |
びっくり酒店楽天市場店 http://www.rakuten.co.jp/bikkurisaketen/ | ||
飲んだ日 | 2001年1月19日 |
酸味のあるさわやかな味わいがキァンティらしい(と思います)。抜栓直後は酸味が強すぎるように感じますが、30分後あたりには酸味が落ち着き、味にまとまりが出てきます。スッキリとした酸味をしっかりとした酸味が支えます。アルコール分が少し多い感じです。
イタリア・トスカーナ産のチーズ「Pecorino Toscano Brillo(ペコリーノ・トスカーノ・ブリッロ)」というチーズと一緒に飲みましたが、相性はバッチリ。羊の乳でつくったチーズだそうですが、相性がいいのは当然。というのは、このチーズは、キァンティ・ワインに2か月も漬け込んでつくられるのだそうです。ちなみに、Pecorinoは羊の乳でつくったハード・タイプのチーズの名前、Toscanoは「トスカーナ(産)の」という意味、そしてBrilloは「酔っ払った」という意味のイタリア語です。というわけで、このチーズは「トスカーナ産の酔っ払いペコリーノ」という名前なのでした。
少しクセのあるミルキーなチーズは、ほのかにアルコールが感じられ、とても美味しいです。ワインとともに食べるとクセが少し抑えられ、よりクリーミーでしっかりとした味になります。妻は「キァンティを飲んだあとすぐにこのチーズを食べると、六歌亭のホワイトチーズの味になる」と主張するのですが、自分にはよくわかりません。
重みのあるしっかりとしたワインですが、これで果実実があれば、もっとおいしかったはず。口に含んだとき、飲み干したあと口に、果実の甘さや香りがほしかったです。
ドライフィグ(乾燥イチジク)を食べながら飲むと、ワインに不足している果実の甘みと香りが補われ、全体にまろやかさと深みが出て、さらに美味しく飲めました。