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Cotes Du Rhone / Albert Bichot



vino 名称 Cotes Du Rhone / Albert Bichot
(コート・デュ・ローヌ / アルベール・ビショー)
産地 フランス、コート・デュ・ローヌAC
種別
使われているブドウ グルナッシュ、シラー
ブドウの収穫年 1997
味わい渋み(★が多いほど渋い)★★★☆☆
酸味(★が多いほど酸っぱい)★★★☆☆
重み(★が多いほど味が濃い)★★☆☆☆
香り(★が多いほど香りが強い)★★★☆☆
好み(★が多いほど自分は好き)★★★☆☆
買った日とお値段 2001年2月4日 / 1200円
買ったお店 びっくり酒店楽天市場店
http://www.rakuten.co.jp/bikkurisaketen/
飲んだ日 2001年2月10日



 抜栓直後から味がまとまっていて、美味しく飲めます。香りも、甘酸っぱさのなかにやわらかさがあり、暖かい感じがします。しっかりした酸味と渋みがありますが、重さはあまり感じられず、飲みやすいです。
 後味にほのかな苦味を感じますが、けっして嫌な苦味ではありません。味わい的にはブルゴーニュのワインに似ている気がしますが、この苦味に違いを感じます。そして、この苦味が、酸味、渋みと溶け合って、後味を締まったものにしているように思います。  ところで、以前、M.Chaptier(M.シャプティエ)のBelleruche(ベルルーシュ)というコート・デュ・ローヌのワインを飲んだときも、後味にほのかな苦味を感じましたが、これがコート・デュ・ローヌの(というか、グルナッシュの?)特徴なのでしょうか?

 抜栓後40分を過ぎたあたりで香りが飛んでしまい、味も薄まってしまいました。酸化して味が変わってしまったというよりは、全体に味が抜けてしまった感じです。変な酸っぱさがでるわけではないので、飲みづらくなるということはないのですが、だんだんと水に近づいてきてしまうようで、味わいは落ちます。
 ところが、1時間半を過ぎたあたりで、少し香りが戻ってくるのが不思議です。味のほうはアルコールっぽさが強まった感じで、もしかすると、これからまたおいしくなるかもという感じたのですが、残念ながら、それを確認する前に飲みきってしまいました。
 1200円ということを考えれば充分に美味しく、食事とともに楽しく飲めるワインです。

 オムライスと食べながら飲みましたが、卵のやわらかくしっかりとした甘み、スープで炊いたピラフの塩味に、ワインのさわやかな味わいがいい塩梅です。

 チーズはフランス産のウォッシュ・チーズ、Pie' d'Angloys(ピエ・ダングロワ)を出しましたが、これは合いません。チーズの匂いが強調されすぎ、ワインの香りを壊してしまいます。
 このチーズ、Leroy(ルロワ)のBourgogne Rouge(ブルゴーニュ・ルージュ)とも強力に合わなかったのですが、どんなワインと合うのでしょうか。単体として食べれば美味しいチーズなのに、ワインとあわせると、ワインもチーズも、おたがいの味が壊れてしまいます。ワインとチーズの組み合わせって、難しいです。








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