名称	Piemonte Barbera / Bersano (ピエモンテ・バルベーラ / ベルサーノ)
	産地	イタリア、ピエモンテ州モンフェラート(Monferrato)DOC
	種別	赤
	使われているブドウ	バルベーラ
	ブドウの収穫年	1997
	味わい	渋み(★が多いほど渋い)	★★☆☆☆
		酸味(★が多いほど酸っぱい)	★★★★☆
		重み(★が多いほど味が濃い)	★★☆☆☆
		香り(★が多いほど香りが強い)	★★★☆☆
		好み(★が多いほど自分は好き)	★★★★☆
	買った日とお値段	2001年2月10日 / 980円
	買ったお店	びっくり酒店楽天市場店 http://www.rakuten.co.jp/bikkurisaketen/
	飲んだ日	2001年2月16日

　美味しい。やっぱり自分は、イタリアのワインが好きです。抜栓直後は酸味が強く、どことなくぎすぎすした味でしたが、40分、１時間と経つにつれてとてもまろやかになり、甘みが出てきます。香りも、最初は少し刺激が強かったですが、だんだんとやわらかくなり、果実っぽさも出てきます。また、革製品のような匂いもして、以前に飲んだBarolo(バローロ)を少し思い出しました。
　さわやかな酸味を中心に、おだやかな甘みとほのかな渋み、そして心地よいわずかな苦味があり、暖かい太陽のあかりを感じます。

　生ハムとルッコラのサラダ、フレッシュ・トマトとルッコラのサラダ、それにラザーニァとともに飲みましたが、どれも美味しくいただけます。やはりイタリア系のメニューにイタリアのワインは合うようです。また、フレッシュなグリーン・オリーブとも、とても美味しく飲めます。

　チーズはフランス・オーヴェルニュ地方のFourme d'Ambert(フルム・ダンベール)というアオカビチーズを用意しました。おだやかな塩味の、あまりクセは強くなくて美味しいチーズです。これをワインとあわせると、いくぶんカビ臭さが強調されてしまいますが、とくに双方の味を壊すということはありません。ただ、チーズの力に対して、ワインの力が弱いため、バランスは悪いといえます。

　1000円以下で手に入れたワインですが、抜栓後１時間を過ぎても酸っぱいだけのワインにはならず、いろいろな味が入り混じった美味しさを維持します。コスト・パフォーマンスの高いワインだと思います。