名称 |
Morellino di Scansano = Reggiano / Morellino di Scansano
(モレッリーノ・ディ・スカンサーノ = レッジァーノ / モレッリーノ・ディ・スカンサーノ) | |||
産地 | イタリア、トスカーナ州スカンサーノ地区 (Morellino di Scansano DOCG) | |||
ワインのタイプ | 赤 | アルコール度数 | 13% | |
使われているブドウ | モレッリーノ(サンジョヴェーゼ)主体 | |||
ブドウの収穫年 | 2002 | 輸入業者 | 株式会社モトックス | |
味わい | 渋さ(★が多いほど渋い) | ★★☆☆☆ | ||
酸味(★が多いほど酸っぱい) | ★★★☆☆ | |||
重み(★が多いほど味が濃い) | ★★★☆☆ | |||
香り(★が多いほど香りが強い) | ★★★☆☆ | |||
好み(★が多いほど自分は好き) | ★★★☆☆ | |||
買った日とお値段 | 2004年10月01日 / 1350円 | |||
買ったお店 | まるどら 楽天市場店 | |||
飲んだ日 | 2004年11月07日 |
黒みの濃い赤紫。まだ若い感じの色合いだな。黒い感じの果実の香り。凝縮した印象。ほんの少し木のような香りと、スパイスのような香りもあるかな。
モレッリーノというのはサンジョヴェーゼ・クローンで、スカンサーノ地区での呼び名なのだそうだ。この銘柄のワインを飲むのははじめてだが、同じトスカーナのサンジョヴェーゼだけあり、キァンティぽい味わいだと思う。このくらいの価格のキァンティだと、酸味ばっかり強くて薄っぺらいものも多いのだけど、このワインはなかなかふくよか。やわらかな酸味と渋味に果実味が混じりあう。まだ若い感じで、味わいに少し硬さもあるけど、舌触りは丸くなめらか。やさしい甘みもある。
厚みや強さはあまりないけれど、暖かみとふくらみがあって、楽しいワイン。抜栓から1時間くらいのときがかなり美味しかったのだが、1時間を過ぎたら少し旨みが後退したかな。あまり抜栓時間をとらないほうがいいかもしれない。と思ったら、2時間過ぎたらまた美味しくなってきた。こういうところが赤ワインの困ったところでもあり、魅力でもあるね。
■ 今日の料理 ■
チキンのオムライス
焼きズッキーニのオイルづけ
オムライスには有機野菜の手作り風ケチャップを使った。トマトの自然な甘みが感じられ、ケチャップだけでも美味しく食べられるような味わいで、卵の甘みともベストマッチ。まだ少し硬さの残るワインとケチャップ・卵のやわらかさがバランスをとる。このケチャップだから美味しいけど、ふつうのカゴメとかハインツのような酸の強いケチャップだとワインの味わいが変わってしまうだろうな。
ズッキーニはイタリア産の輸入食材。オイルとヴィネガーの液に浸かっていて、イタリアのガストロノミア(総菜屋)でよく買っていたのと同様の、自分としてはとても馴染み深い味がする。けっして高級な味ではない、日常のイタリアの味。日常ぽい楽しさと軽やかさのあるワインとの相性も抜群。またイタリアに行きたいなと思う組み合わせ。