名称 |
Chateau Des Campets (シャトー・デ・カンペ) | ||
産地 | フランス、ラングドック・ルーション地方コルビエールAC | ||
ワインのタイプ | 赤 | ||
使われているブドウ | シラー、グルナッシュ、カリニャン | ||
ブドウの収穫年 | 1997 | ||
味わい | 渋み(★が多いほど渋い) | ★★★★☆ | |
酸味(★が多いほど酸っぱい) | ★★★☆☆ | ||
重み(★が多いほど味が濃い) | ★★★☆☆ | ||
香り(★が多いほど香りが強い) | ★★★☆☆ | ||
好み(★が多いほど自分は好き) | ★★★☆ | ||
買った日とお値段 | 2001年3月15日 / 980円 | ||
買ったお店 | 近所の大丸ピーコック輸入洋酒フェア | ||
飲んだ日 | 2001年3月24日 |
ラングドック・ルーション地方のAOCワインを飲むのははじめてです。美味しいです、これ。しっかりとした渋み、酸味、甘みがバランスよく、味わいが深いです。血のように濃く黒い色そのままに力強いですが、ただパワフルというだけでなく、しなやかなふくよかさも盛っています。
味にほのかな苦味を感じますが、これがグルナッシュもしくはシラーズの特徴なのでしょうか。以前、グルナッシュ主体でつくられたM.Chaptier(シャプティエ)の「Belleruche Cotes-Du-Rhone(ベルルーシュ・コート・デュ・ローヌ)」を飲んだときにも感じましたが、ボルドーワイン(カベルネ・ソーヴィニヨン&メルロー)やブルゴーニュワイン(ピノ・ノワール)では、あまり感じたことがありません。この苦味が全体のアクセントになっていて、個人的には好きな味わいです。
豚肉とキャベツを塩水で煮込んだものとともに飲みましたが、豊かな風味のワインと甘みの強い春キャベツ、やわらかな豚肉とがいい塩梅です。また、レタス、トマト、グリーンオリーブ、スライスしたパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズをゴマ入り食パンではさんだサンドイッチとも、とても美味しく飲めます。
抜栓直後からバランスのよい、しっかりとした味わいが楽しめます。1時間を過ぎたあたりで少し酸味が出てきますが、2時間経ったあたりでまた甘みが出てきます。味が変化していくそれぞれの過程が、それぞれに美味しい、コストパフォーマンスの高いワインだと思います。