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Danzante - Sangiovese delle Marche / Luce della Vita



vino 名称 Danzante - Sangiovese delle Marche / Luce della Vita
(ダンザンテ - サンジョヴェーゼ・デッレ・マルケ / ルーチェ・デッラ・ヴィータ)
産地 イタリア、マルケ州(IGT)
ワインのタイプアルコール度数 12.5%
使われているブドウ サンジョヴェーゼ
ブドウの収穫年 1998 輸入業者 メルシャン株式会社
味わい渋み(★が多いほど渋い)★☆☆☆☆
酸味(★が多いほど酸っぱい)★★★☆☆
重み(★が多いほど味が濃い)★★☆☆☆
香り(★が多いほど香りが強い)★★☆☆☆
好み(★が多いほど自分は好き)★★★★☆
買った日とお値段 2001年1月12日 / 1500円
買ったお店 ビックリワインハウス楽天市場店
http://www.rakuten.co.jp/bikkurisaketen/
飲んだ日 2001年4月1日



 これはおいしいです。たっぷりした甘み、おだやかな酸味が心地よい、軽やかな味わいです。アルコール分が高く、たっぷりした印象はありますが、あまり重さは感じません。たぶん、渋みが弱いからでしょう。一方で豊かな甘みが、果実酒であることを充分に主張しています。
 Danzante(ダンザンテ)は、イタリアワインの名門Frescobaldi(フレスコバルディ)社と、カリフォルニアワインの父と呼ばれるRobert Mondavi(ロバート・モンダヴィ)社のジョイントによるLuce della Vita(ルーチェ・デッラ・ヴィータ)社がつくったもので、スーパー・トスカーナ・ワインとして名高いLuce(ルーチェ)のサードワインともいわれています。でも、たっぷりとした甘みと力強さは、トスカーナのワインというよりは、カリフォルニア的な印象を強く感じます。Roberto Mondaviの色が濃く出ているのでしょう。以前、イタリア料理店で1997年のものを飲んだときは、もっと酸味があって、ふくよかななかにスッキリとした味わいがあったような記憶があるのですが、ヴィンテージの違いによる味の違いなのかな。
 ところで、Luceや、そのセカンドワインといわれるLucente(ルーチェンテ)は、値段が高いので飲んだことがないのですが、これらも甘味の強いパワフルなものなのでしょうか?
 抜栓後2時間半を過ぎても、酸味はいくぶん強くなりますが、甘みは失われません。また、鼻に抜けるふわっとした香りも残り、おいしく飲めます。

 ポークソテーにバルサミコと赤ワインのソースをかけたものといっしょに飲みましたが、ソースにもこのワインを使ったこともあり、相性はバッチリです。淡白な豚のロースにバルサミコのさわやかさと赤ワインのふくよかさが楽しめるメインに、ワインの酸味と甘みが豊かさを与えます。また、付け合わせの、マッシュポテトのバターを中心にした甘みや、インゲンソテーの塩味にも、まろやかなワインがやわらかく絡まります。
 食事の味に干渉せず、料理に負けることもなく、なめらかな口当たりが全体をやわらかく、しかし、しっかりと包んでくれるワインです。








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