名称 |
Zonnebloem - Pinotage / Stellenbosch Farmer's Winery (ゾンネブルーム - ピノタージュ / ステルンボッシュ・ファーマーズ・ワイナリー) | |||
産地 | 南アフリカ、ステルンボッシュ(Stellenbosch) | |||
ワインのタイプ | 赤 | アルコール度数 | 12.5% | |
使われているブドウ | ピノタージュ | |||
ブドウの収穫年 | 1996 | 輸入業者 | メルシャン株式会社 | |
味わい | 渋み(★が多いほど渋い) | ★☆☆☆☆ | ||
酸味(★が多いほど酸っぱい) | ★★★☆☆ | |||
重み(★が多いほど味が濃い) | ★★☆☆☆ | |||
香り(★が多いほど香りが強い) | ★★★☆☆ | |||
好み(★が多いほど自分は好き) | ★★★☆☆ | |||
買った日とお値段 | 2001年4月7日 / 1300円 | |||
買ったお店 |
ビックリワインハウス楽天市場店 http://www.rakuten.co.jp/bikkurisaketen/ | |||
飲んだ日 | 2001年4月20日 |
ピノタージュというのは南アフリカの地元品種なのだそうです。ブルゴーニュワインで使われるピノノワールと、サンソーというぶどうを掛け合わせてつくられた品種だそうです。
酸味がスッキリとした味わいです。南アフリカのワインはこれまでカベルネ・ソーヴィニヨン種でつくったものしか飲んだことがなく、その印象から、たっぷりした果実味と豊かな甘みを感じる、たとえばカリフォルニアワインに似たような力強いワインのイメージがあったのですが、このワインはそういった印象とはちょっと違います。どちらかというと北イタリアや、あるいはブルゴーニュのワインに通じるところがありそうです。
皮のような匂い、さわやかな酸味の奥に感じられるほのかな甘みがあります。飲んだときには渋みをあまり感じませんが、あと口では細胞がきゅっと縮むような渋みが、やわらかく感じられます。抜栓後1時間ほどすると、さらに甘みが出てきて、よりふくよかな味になります。
なかなかおいしいワインです。
シチリア風トマトソースのショートパスタとともに飲みましたが、いい塩梅です。ワインの味わいがちょっとイタリア風だからでしょうか。甘辛のきんぴらゴボウ、甘くやわらかいだしの味が染み込んだおからとも、なぜかおいしく飲めてしまいます。赤ワインって、意外と日本の煮付け系料理にあうことが多いようです。
また、イタリア産のグリーンオリーブとも、とてもいい塩梅です。口に広がるやわらかなオリーブの油分と果実味を、塩味が引き締めているのですが、これと一緒に飲むと、ワインがより鮮やかになるように感じます。
チーズはイタリア産のハードチーズ「Pecorino Romano(ペコリーノ・ロマーノ)」を用意しました。しっかりとした塩味と羊のミルクの味が強く感じられるチーズですが、これがワインに厚みを与えます。酸味の強いワインなので、甘みと厚みを補うようなタイプのものと相性がよいように思います。