名称	Rosso Umbria / Decugnano dei Barbi (ロッソ・ウンブリア / デクニャーノ・デイ・バルビ)
	産地	イタリア、ウンブリア州(IGT)
	ワインのタイプ	赤	アルコール度数	13.5％
	使われているブドウ	サンジョヴェーゼ(35%)、モンテプルチアーノ(35%)、カナイオーロ(30%)
	ブドウの収穫年	1995	輸入業者	大榮産業株式会社
	味わい	渋み(★が多いほど渋い)		★★☆☆☆
		酸味(★が多いほど酸っぱい)		★★★☆☆
		重み(★が多いほど味が濃い)		★★★☆☆
		香り(★が多いほど香りが強い)		★★★★☆
		好み(★が多いほど自分は好き)		★★★★☆
	買った日とお値段	2001年5月4日 / 1600円
	買ったお店	ビックリワインハウス楽天市場店 http://www.rakuten.co.jp/bikkurisaketen/
	飲んだ日	2001年5月8日

　さわやかななかに皮のような甘さを感じる香りが、美味しい予感を感じさせます。味も、さわやかな酸味におだやかな甘み、ほのかな苦味もあり、なかなかふくよかな味わいです。アルコール分が高いこともあり、意外と力強い感じがありますが、かといってベタベタしたところはなく、さらっとしているのがイタリア的。ほんの少し発泡性を感じますが、美味しいワインだと思います。ただ、喉の奥から鼻に抜ける広がりがもっとあれば、さらに奥行きのあるものになったとは思います。
　抜栓後40分ほどすると甘みが後退し、いくぶん味が薄まった感じになります。１時間を超えたあたりからは酸味も後退してきて、最初とは少し薄いところで全体としてのバランスがまたよくなりました。

■ 今日の食卓：豆腐のステーキ。クリーム・シチュー。クルミ入り食パン。雪印「カマン＆ブルー入りチーズ」。グリコ「Balance On」クラッカー。
　バターと醤油の甘辛い味と香りが食欲をそそる豆腐ステーキとは、酸味と甘みのバランスがよいワインがよく合うようです。さっぱりとしたなかに厚みのあるワインが、淡白ながらもほどよい油分を持った豆腐ステーキに、奥行きと深みを与えます。
　クルミ入り食パン＋雪印チーズの組み合わせとは、ベストマッチともいえる味の広がりを感じさせます。また、ローズマリー、バジル、パセリ、オレガノの入ったクラッカーとワインの相性もよく、そこにチーズを乗せると、さらにグッドです。クラッカーの塩味、チーズの風味とワインの味わいが、ともに引き立つように感じます。