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Pensiero! -- la Stanza di MOA

ITALIAN POPS, PROGRESSIVE ROCK and other GOOD MUSIC





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「pensiero(ペンシエロ)」とはイタリア語で「思考・考えていること・意見・思想」といった意味。同時に「心配・気がかり」といった意味もあるようです。

このサイトでは主にイタリアン・ポップスを中心に、アルバムを聴いて自分が思ったことを、思ったように書いていきたいと思います。あくまでも自分の「pensiero(意見・考えていること)」であり、それゆえ「pensiero(心配)」だったりします。

でもほんとは、大好きな I POOH の曲名をそのまま拝借しただけなのよん。







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アルバム紹介など先行して掲載してたり。
(「音楽」のカテゴリにて。すごくページが重いです...汗)







MusicaIcon アルバムレヴューのページへ  アルバム紹介のページ "Musica"   (last update 2008/4/20)



おもにイタリアン・ポップスを中心に、自分の好きなポップス/ロックのアルバムを好きなように紹介します。だから、世間一般の評価とは必ずしも一致しません。
アルバム番号や収録曲のリスト、ジャケット写真なども掲載しています。

日本やアメリカのヒットチャートの上位にランクされるようなものは紹介しません(たぶん)。

嫌いなアルバムの悪口を書くかもしれません。


  ──── It's New! ────


SUGARFREE / CLEPTO-MANIE (2006)
2006年のサンレモ音楽祭新人部門参加曲「Solo lei mi da'」を聴いて、彼らも最近多い、ブリティッシュの雰囲気を漂わせたノスタルジックなポップ・ロック系、たとえばModa'(モダー)などと似たタイプかなと思ったのですが、そのとおりでした。グループの結成は2000年で、もともとは50年代のロックン・ロールやリズム&ブルースのカバー・バンドとしてスタートしたそうですが、さすがにそこまで古い雰囲気はないものの、随所に古き良き時代のブリティッシュ・ポップ・ロックを思い出させるメロディやアレンジがあります。 (ATLANTIC / WANER MUSIC ITALIA: 5051011271427 / EU盤CD)


UMBERTO TOZZI / GLORIA (1979)
1982年にニューヨーク出身の新人歌手、Laura Branigan(ローラ・ブラニガン。2004年8月に亡くなったそうです)がカバーし全米ナンバー1ヒットとなった「Gloria」の原曲を収録した、Umberto Tozzi(ウンベルト・トッツィ)の4枚目(だったかな)のアルバム。タイトル曲のインパクトが強い分、他の曲がいくぶんおとなしめに聴こえてしまいますが、それぞれに味わいのある曲が収録されています。 (CGD: CDS 6060 / フランス盤CD)


PROCOL HARUM / A SALTY DOG (1969) from UK
Procol Harum(プロコル・ハルム)のサード・アルバムで、彼らの初期のサウンドを彩った、枯れた音色のオルガンを弾くMatthew Fisher(マシュー・フィッシャー)が在籍した最後の作品。一般に、彼らのアルバムのなかでも名作のひとつといわれています。ジャケットのイメージから無理なくつながるM1「A Salty Dog」は、やはり名曲でしょう。かもめの鳴き声で始まり、かもめの鳴き声で終わります。たおやかでゆったりとしたオーケストラも導入されます。のんびりとした気品。派手に盛り上がることなく、淡々とした美しさ。非常に英国的な優雅さを感じます。まるで映画のワンシーンを眺めているようです。 (WESTSIDE: WESM 534 / イギリス盤CD)


PROCOL HARUM / SOMETHING MAGIC (1977) from UK
おそらく船の甲板にある椅子に座る、首のない貴婦人。注に浮かぶ逆さまの金魚鉢(金魚入り)。空を埋め尽くす黒雲と水平線上に輝く光。意味ありげなモチーフがふんだんに配置されたジャケット・アートは、プログレッシヴ・ロック風です。収録されている曲にもオーケストラもふんだんに使っていて、このアルバムではたおやかなクラシカル・エレガンスを意識したのかもしれません。それぞれの曲は愛らしいのではあるけれど、曲そのものの持つ魅力や、アルバム全体の持つ吸引力といった点では、ちょっと弱いし小粒だなという印象があります。このアルバムでいったんProcol Harum(プロコル・ハルム)はその歴史の幕をおろすのですが、なんとなく「力尽きて倒れた」といった印象で、少し寂しさを感じます。 (CASTLE COMMUNICATIONS / ESSENTIAL! RECORDS: ESM CD 293 / イギリス盤CD)


TURQUOISE / PO DRUGIEJ STRONIE... (2003) from Poland
アルバム・タイトルの読み方がわかりません。デビュー・アルバムが女性ヴォーカル入りの極上シンフォニック・ロックということで話題になったようですが、これは2003年リリースのセカンド・アルバム。女性ヴォーカリストはふたりクレジットされてますが、デビュー作で歌っていた人とは違うらしいです。ざっと聴いた印象では、シンフォニック要素の強いプログレッシヴ・ハードといった感じです。それも、どことなく15年くらい前の日本のプログレ・ハードみたい。 (ARS MUNDI: AMS 033R / ポーランド盤CD)


UNDERGROUND SEARCHLIE / スケキヨ (1998) from Japan
元・筋肉少女帯、大槻ケンヂさんのソロ・プロジェクトです。このアルバム、なかなかの名作だと自分は思います。最近の大槻さんはすっかりのほほんおじさんな印象がありますが、ここにはカリスマ文学青年パンク・ロッカー大槻ケンヂの姿が色濃く感じられるのです。おそらく、筋少の後期よりも、より強く。M1「不必要にヒラヒラのついた服」はもう、プログレッシヴ・ロック以外のなんと呼べばいいのでしょうか。フリー・ジャズ&ファンクなスタイルの演奏。ひたすら「愛している」と呟くだけのシュールなヴォーカル。さまざまな効果音。ときどき現われるシャーマンなヴォイス。なんてかっこいいんだ。 (UNIVERSAL VICTOR: MVCH-19002 / 日本盤CD)


UNDERGROUND SEARCHLIE / アオヌマシズマ (1998) from Japan
元・筋肉少女帯、大槻ケンヂさんのソロ・プロジェクト、UNDERGROUND SEARCHLIE(アンダーグラウンド・サーチライ)の2作目かつ最終作。大槻ファンやジャパニーズ・パンク・ファンなどのあいだでは前作『スケキヨ』よりもこの『アオヌマシズマ』のほうが評判がいいような感じですが、自分の好みとしては『スケキヨ』のほうが好き。前作のほうが「歌」と「音楽」があったから。今作には「演奏」はあるのだけど、「歌」と「音楽」の要素が少ないように感じます。M4「埼玉ゴズニーランド」は、このアルバムのなかではもっともインパクトの強い曲でしょうか。大槻ケンヂの世界炸裂といった感じです。トランス風の演奏に乗せて妄想世界を描いた歌詞を朗読しています。 (UNIVERSAL VICTOR: MVCH-19003 / 日本盤CD)


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ALAN SORRENTI / COME UN VECCHIO INCENSIERE ALL'ALBA DI UN VILLAGGIO DESERTO (1973)
音程があるようなないような、空間に無造作に放り出されるような歌は、どことなくシャーマニックです。静かな呪術儀式を思わせるような太鼓。ときに美しい旋律を奏で、ときに不安感をかきたてるようなヴァイオリン。不用意に触ったら崩れて壊れてしまいそうな歌声をそっと支えるコントラバス。シンセサイザーの奏でる穏やかなカオス。ふわふわと空間をさまよう不安定な精神。サイケデリック・フォークの香りを色濃くまとい、独特の浮遊感と不安定感のなかを放浪するAlan Sorrenti(アラン・ソッレンティ)。しかし、そこに暗い影は感じられず、意外と明るい、体の中から外へと出て行こうという意識が見え隠れするように思うのは、気のせいでしょうか。 (EMI ITALIANA / MELLOW RECORDS: MMP 192 / イタリア盤CD)


RAF / PASSEGGERI DISTRATTI (2006)
全体に落ち着いた雰囲気とおだやかな印象があり、ほどよいノスタルジーをちりばめつつロマンティックとセンチメンタルを身にまとったといった感じです。クセが強いとはいえないけれど、あっさりしているともいえない程度にほどよく個性のあるヴォーカルや、派手ではないけれど、地味というには厚みもあるし手もかかっている演奏・アレンジなど、いろいろな意味で「ほどよい加減」に仕上がっていて、聴きやすく楽しみやすい作品になっているといえるでしょう。自分の好みをいうならば、これでもっと歌メロの構成に抑揚があればなぁとは思いますけれど。 (SONY BMG MUSIC ENTERTAINMENT: 82876834092 / EU盤CD)


PROCOL HARUM / EXOTIC BIRDS AND FRUIT (1974) from UK
前作が彼らの最高作との呼び声も高い『Grand Hotel』で、ここではオーケストラやコーラスを導入してクラシカルな雰囲気を強く出そうという意識が見えましたが、続くこのアルバムではもっとリラックスした、イギリス風味たっぷりのロックが中心になっています。全体的に、Procol Harum(プロコル・ハルム)の音楽としかいいようのない曲ばかりが収録されています。ほんのりクラシカルで、だけどエレガンスというよりは世俗っぽい身近さがたっぷりで、イメージの中にある古いヨーロッパのパブにあるような、ひなびた哀愁と他愛のない楽しみがゆるゆると漂っているような、そんな音楽です。 (CASTLE COMMUNICATIONS / ESSENTIAL RECORDS: ESM CD 291 / イギリス盤CD)


SFINX / ZALMOXE (1978) from Romania
M1「Ursitoarele」「Dies irae (怒りの日)」風のメロディに続いて合唱が入り、もしや荘厳なシンフォニック・プログレッシヴ作品かと期待が一気に高まったのですが、その後は合唱というよりはハーモニーが多くなり、どこか牧歌的にすら感じられるフォーク風なヴォーカルが微笑ましい、軽快でさわやかなシンフォニック・ロックになっていきました。そして、この軽快なさわやかさが、このアルバムの基本的なトーンのようです。全体に、どことなく、初期のYes(イエス)とか、あるいはEngland(イングランド)とかに通じる感じがします。 (ELECTRECORD: ELCD 135 / ルーマニア盤CD)


SEBASTIAN HARDIE / FOUR MOMENTS (1975) from Australia
難しいことはやっていないと思います。インストゥルメンタル・メインのシンフォニック・プログレッシヴですが、けっしてテクニカル系の演奏ではありません。そのかわり、シンプルだけど印象的なテーマ・メロディを、わずかにバリエーションを加えながら、何度も上手に曲中に浮かび上がらせ、その前後で曲の表情を変えるといった構成のうまさで、最後まで飽きさせず、聴き手の心をひきつけます。音楽でひきつけるには、優れた演奏も大切だけど、それ以上に優れたメロディと優れた構成が必要だということが、あらためて感じられます。 (NIPPON PHONOGRAM: PPD-3043 / 日本盤CD)









MiniRevueIcon ミニレヴューのページへ  ミニレヴュー!   (last update 2007/04/22)

自分が最近聴いたアルバムのミニレヴューです。じっくり聴いての感想ではなく、軽く聴いたときの印象だと思ってください。
アルバム紹介(Musica)ページに掲載されていないアーティストがたくさん!



  ──── It's New! ────

新規分一覧
AMEBA4 / AMEBA4 (2006)
GIANNI DRUDI / ...IL GOLIARDICO DRUDI!! (1993)
PAOLO MARINO / SENZA FRONTIERA (1992)
RICCARDO SINIGALLIA / INCONTRI A META' STRADA (2006)
ROCCO DE ROSA / ROTTE DISTRATTE (2002)

EDUARDO BORT / EDUARDO BORT (1974) from Spain
JOZEF SKRZEK / KONCERT SWIETOKRZYSKI (1983) from Poland
畑亜貴 / 棺桶島 L'ILE AUX TRENTE CERCUEILS (1999) from Japan








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  ──── from back number ────

  Opus Avantraの夜 ―― April 12, 2008 - 川崎クラブ・チッタ (Pensiero! blog 2008.04.14)
  New Trolls Live で Concerto Grosso 三昧 (Pensiero! blog 2007.04.09)
  観たぞ! 聴いたぞ! New Trolls!! (Pensiero! blog 2006.04.10)
  Gatto Panceri観てきました! (2005.01.22)
  Michele Zarrillo を見てきました (No.11 / 1998.12.13)
  カンタウトーレってなんだ? (No.20 / 1999.09.19)









イタリアン・ポップスの楽しみ

イタリアン・ポップスのメールマガジン「le notizie Pensiero!」がきっかけで、アルク発行のムック『イタリア語をモノにするためのカタログ』(1999年11月4日発行)に記事を書きました。その原稿を転載します(ファイルは別館Iにおいてあります)。








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