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FINLAND


さらっと聴いたときのアルバムの印象を簡単に紹介します。


Pekka Pohjola




PEKKA POHJOLA / VISITATIONS (1979)   alla "Musica"
フィンランドのプログレッシヴ・グループ、Wigwam(ウィグワム)のベース奏者のソロ・アルバム。でもキーボードの使用比率が高く、ギターやベース、ドラムなどもきちんと鳴っていて、グループ形式の音楽になっています。全編がインストゥルメンタルなこともあってか、あんまり北欧、フィンランドということを感じません。すっきりとしたフュージョン風の曲が多く、そこにサキソフォンが官能的な味付けをします。唯一M6「Try to Remember」ではオーケストラも導入し、抒情性の高い曲を演奏しています。 (WARNER MUSIC FINLAND: 5050466-8805-2-0 / ドイツ盤CD) (2004.05.09)

PEKKA POHJOLA / EVERYMAN - JOKAMIES (1983)   alla "Musica"
全体にシンセサイザーの音が支配している、いわゆるアンビエントとかニューエイジとか呼ばれるタイプの音楽。もともとは「Jokamies (Everyman)」というフィンランドのテレビ番組のために書かれた曲らしく、それもあってか、ほとんどの曲にヴォーカルもリズム隊も入っていませんが、ときに神秘的で、ときに幻想的で、ときに厳かでと、曲想にはいくらかのヴァリエーションがあります。また、それぞれのフレーズやメロディ自体が魅力的な美しさを持っています。そして、突然響く混声合唱。非常に穏やかな気分で、気持ちよく最後まで聴けました。 (ROKCADILLO RECORDS/POHJOLA RECORDS: PELPCD 2 / フィンランド盤CD) (2006.03.21)



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