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ROMANIA


さらっと聴いたときのアルバムの印象を簡単に紹介します。


Phoenix / Sfinx




PHOENIX / CEI CE NE-AU DAT NUME (They Have Given Us Our Name) (1972)   alla "Musica"
ルーマニアのロック・グループらしいです。その筋(どの筋?)ではけっこう有名で、アルバムもけっこうリリースされているらしいですが、このアルバムはデヴュー作のようです。最初の3曲はインストゥルメンタルの小曲で、このままインスト主体なのかなと、ヴォーカル・ファンの自分としてはちょっと心配したのですが、その後はちゃんとヴォーカルもあって安心しました。全体に、演奏はあまりうまくありませんが、それが逆に「引っかかり」となっていて、自分にとってはいい感じでした。(2003.06.15)



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SFINX / ZALMOXE (1978)   alla "Musica"
M1「Ursitoarele」「Dies irae (怒りの日)」風のメロディに続いて合唱が入り、もしや荘厳なシンフォニック・プログレッシヴ作品かと期待が一気に高まったのですが、その後は合唱というよりはハーモニーが多くなり、どこか牧歌的にすら感じられるフォーク風なヴォーカルが微笑ましい、軽快でさわやかなシンフォニック・ロックになっていきました。そして、この軽快なさわやかさが、このアルバムの基本的なトーンのようです。全体に、どことなく、初期のYes(イエス)とか、あるいはEngland(イングランド)とかに通じる感じがします。 (ELECTRECORD: ELCD 135 / ルーマニア盤CD) (2008.02.17)



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