AFTER CRYING


DE PROFUNDIS (1996年)

   アフター・クライング
    (Periferic Records BG CD 005 / ハンガリー盤CD)




after1   1: BEVEZETES
  2: MODERN IDOK
  3: AZ USTOKOS
  4: STALKER
  5: STONEHENGE
  6: KULVAROSI EJ
  7: MANOK TANCA
  8: KIFULLADASIG
  9: DE PROFUNDIS
    a. Eras...
    b. Non est via
    c. "Jecisti me in profund..."
    d. Ego sum via, veritas et vita
 10: JONAS IMAJA
 11: ELVESZETT VAROS
 12: KISVASUT
 13: ESKUSZEGOK
 14: 40 MASODPERC
 15: A VILAG VEGEN







 ほんと、久しぶりに「プログレだぁ」って思うアルバムを聴いた。それも、けっこう古いタイプのプログレ。最近はイタリアン・ポップスばっかり聴いてるからなぁ。
 古いといえば、弦楽器の音がムチャムチャ古い(^^;)。艶やかで厚みのある音ではなく、ELO の1st とかビートルズの“エリナーリグビー”なんかで聞ける弦のような、太くてざらざらした音。
 なんか、とても懐かしくなってしまう。

 ハンガリーということで、ちょっとオメガ(OMEGA)っぽい臭さを想像してたのだけど、ああいったハンガリアンな哀愁フレーズはありません。
 前半は、合唱やらなんやらで、なんとなく劇伴っぽいというか、サントラっぽいというか。オメガに比べれば、間違いなくテクニカル。
 途中、ちょっとジュルヴェルヌ(JULVERNE)を思い出すようなところとか、アウター・リミッツ(OUTER LIMITS)みたいなフレーズとかもあり、とってもノスタルジック(^^)。

 最初は、クソ暑い日の通勤時にヘッドフォンで聴いたんだけど、このときはぜんぜんよく思えなかった。でも、比較的涼しい朝に聴くと、なんとなく心に響くんですね。
 やはり、こういったタイプの音楽は暑い日にはあいません。秋深くなってから聴くとさらにいいのでしょう、きっと。

 ただ、できることならヴォーカルにもう少し色気があればなぁ。合唱も、もうちょっと深みというか、厚みというか、あればさらにいいのに。

(1997.06.28)








Musica

Pensiero! -- la Stanza di MOA

(C)MOA

inserted by FC2 system