LUCIO BATTISTI


UNA DONNA PER AMICO (1978年)

   ルーチォ・バッティスティ / ウナ・ドンナ・ペル・アミコ
    (NUMERO UNO / BMG ARIOLA: PD 74181 / イタリア盤CD)



jacket photo
  1. PRENDILA COSI'
  2. DONNA SELVAGGIA DONNA
  3. AVER PAURA D'INNAMORARSI TROPPO
  4. PERCHE' NO
  5. NESSUN DOLORE
  6. UNA DONNA PER AMORE
  7. MALEDETTO GATTO
  8. AL CINEMA


musica di Lucio Battisti / parole di Mogol
prodotto e arrangiato da Geoff Westley

batteria: Gerry Conway
percussioni: Gerry Conway, Frank Ricotti
basso: Paul Westwood, Dave Olney
chitarre: Pip Williams, Lawrene Juber, Graeme Taylor
tastiere:, sintetizzzatori: Geoff Westley
sax alto: Derek Grossmith
coro: Chris Neil, Frank Musker, Dominic Bugatti
voce: Geoff Westley
voce solista: Lucio Battisti








Lucio Battisti(ルーチォ・バッティスティ)は、おそらく20世紀のイタリアン・ポップ・ミュージック界で最重要なカンタウトーレ(シンガー・ソングライター)のひとり。...なんですが、実は自分、あんまり聴いたことがありません。初期のアルバムを4〜5枚持ってるくらい。それほど思い入れもないです。すみません。

それでも『Il mio canto libero』なんかはけっこう好きで、むかしはよく聴いたな。Lucioの声ってどことなく頼りなさそうで、その声がちょっとセンチメンタルなメロディやオーケストラ・アレンジとからむと心にしみるんですよ。

そんなわけで自分にとっては初期のころのいかにもカンタウトーレなイメージが強いLucioなんですが、このアルバムではずいぶんと印象が違います。なんだかとても軽やか。カフェの外のテーブルでお茶を飲む若いカップルなんていうジャケットからして『Il mio canto libero』とはぜんぜん違うんだろうなという予感を抱かせましたが、そのとおりでした。

曲によってはアメリカのサーフィン・ミュージックかよと思わせるようなコーラスが入ったり、ディスコティークなリズム・アレンジがあったりと、あれあれあれぇ〜という感じ。他の曲もほどよくスタイリッシュで、英米ポップスのニュアンスを感じます。

なのに、やっぱり歌メロがどこかイタリアンなんですよねぇ。それと、ストリングスのアレンジ。この音づくりやフレーズを聴いて、そういえばあの頃のイタリアン・ポップスってこういったストリングス・アレンジがたくさんあったよなぁと、あらためて思い出しました。

小洒落た都会(でも地方都市って感じ)の軽やかさやスタイリッシュさを感じさせつつ、英米のスッキリ感を含みつつ、でもそのベースにはしっかりとイタリアが息づいている。そんな印象を持ったアルバムでした。う〜ん、Lucioは深い。

(2005.07.18)







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