produzione artistica: Marco Paolini e Mercanti di Liquore
produzione esecutiva: Max Cantu'
Marco Paolini: voce
Lorenzo Monguzzi: voce e chitarre
Piero Mucilli: fisarmonica, pianoforte e tastiere
Simone Spreafico: chitarre, basso acustico e cori
イタリアのネットショップでなんとな〜くジャケット買いしたアルバム。黄色をベースにした素朴なジャケットのイメージそのままの、素朴な音楽が収録されてました。
ジャンルとしてはフォーク・ソングとかトラッドとかに入るのかな。アコースティック・ギターとウッド・ベース、フィザルモニカ(アコーディオン)、ピアノといったアコースティック楽器による演奏をバックに、Marco Paolini(マルコ・パオリーニ)がおっちゃんヴォーカルを聴かせるといった内容。途中に古いラジオかテレビの演説テープ?やじいちゃんとばあちゃんの口げんか?みたいなものも入り、もしかしたら政治的・社会的な意味を持った歌詞なのかもしれませんが、曲自体はけっこう楽しげです。
いわゆる商業ベースのポピュラー・ミュージックやフォーク・ソングではないと思われるので、たぶん売れないだろうし、ポップス・ファンにもアピールはしないでしょう、おそらく。かといって、コアなトラッド・ファン向けという感じもあまりしないな。とくにポップスやトラッドとかにこだわるのではなく、地元の音楽を大切に楽しんで演奏している、といった印象です。
ちなみにMarcoは俳優もやっている(そっちがメイン?)らしい。Mercanti di liquore(メルカンティ・ディ・リクォーレ)は1990年にモンツァ(Monza)で結成された「パワー・フォーク・トリオ」らしい。そういわれると、なんとなくそうかもなぁという感じのする音楽でした。