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さらっと聴いたときのアルバムの印象を簡単に紹介します。


*** canta(u)tore ***
Tito Schipa Jr. / Tiziano Cavaliere / Tiziano Ferro / Toni Esposito / Tony Cicco / Tony Dallara / Tony Pagliuca / Toto Cutugno / Toto Torquati / Tullio Ferro

*** canta(u)trice ***
Teresa De Sio

*** gruppo ***
Tazenda / Theorius Campus





TAZENDA / LIMBA (1992)
 一瞬、女性かと思わせる高くて澄んだ声の男性ヴォーカリストを含んだ3人組。たしか、サルディーニャあたりの出身ではなかったかと思いますが、どうやら歌詞を出身地の方言で書いているようで、歌詞カードにはイタリア語訳も掲載されています。
 曲の感じとしては、エスニック・ポップといったところでしょうか。南ヨーロッパから中近東、アフリカあたりまでのエッセンスを少しずつ取り入れた、メロディアスで聴きやすいポップスになっています。アルバムのタイトル曲「Linba」を聴いたとき、イギリスのPeter Gabriel(ピーター・ガブリエル)のヒット曲「Biko」を思い出しました。
 数曲に作詞でFabrizio De Andre'(ファブリツィオ・デ・アンドレ)が参加していますが、イタリアン・ポップスというよりはワールド・ミュージックのファン向けかな。(1999.08.15)



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Theorius Campus / same (1972)
 テオリウス・カンプス(Theorius Campus)フランチェスコ・デ・グレゴーリ(Francesco De Gregori)がソロになる前に参加してたグループ。1972年にでたアルバムが唯一のものらしいです。
 いまから聴くと非常に古臭い音、アレンジ、曲なのですが、どこか懐かしくもあります。エヴァレット・ミレーの『オフィーリア』を使ったジャケットが、ちょっとプログレチックですが、どちらかというとカンタウトーレ・ファン向けじゃないでしょうか。



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Tito Schipa Jr. / Orfeo 9 (1973)   alla "Musica"
 ティト・スキーパ・ジュニア(Tito Schipa Jr.)のポップ・オペラ。レナート・ゼロ(Renato Zero)なんかも参加してます。アルバムの性格上、全体を通した印象はとっ散らかっていますが、そのなかでもティトの繊細な声は印象的です。(1998.08.29)

TITO SCHIPA JR. / IO ED IO SOLO (1974)   alla "Musica"
作品の出来としてはデビュー作であり出世作でもあるポップ・オペラ『Orfeo 9』や、カンタウトーレとしての2枚目(通算3枚目)である『Concerto per un primo amore』のほうが完成度が高いと思います。Tito Schipa Jr.(ティト・スキーパ・ジュニア)にとってカンタウトーレとしての初挑戦になるこの『Io ed io solo』は、ポップ・オペラ的な部分とカンタウトーレ的な部分との調整がうまく取れていないようなところもあり、求心力に欠けるような印象もあります。でも、Tito jr.の繊細で、儚げで、どことなく夢見がちっぽくて、ときに不安定な心を感じさせる歌声が聴けるだけで、自分としてはもう満足だったりします。 (WARNER MUSIC JAPAN/ARCANGELO: ARC-7144/WQCP-374 / 日本盤CD) (2006.07.22)



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TIZIANO CAVALIERE / IL SUONO DELL'ANIMA (1997)
 Tiziano Cavaliere(ティツィアーノ・カヴァリエーレ)という人のことはぜんぜん知らないのだけれど、中古で安く売っていたので、なんとなく買ってしまいました。
 タイプとしては、この人きっとソウルとかのブラック・ミュージックが好きなんだろうなと思わせるようなポップスといったところでしょうか。とくにM1「Il suono dell'anima」などにそういった印象を強く感じます。とはいってもソウルやR&B系のアルバムというわけではなく、ポップスであり、ロックであり、カンタウトーレ的でもあったりします。
 曲調にはそういった幅がありますが、それらのはしばしにソウルやジャズ・ファン工夫のニュアンスが垣間見れます。その意味ではあまりイタリアっぽくはありません。
 明るく軽快な曲が多いので、聴いていて楽しい気分になってくるし、曲自体もとくに悪くないし、ヴォーカルもそこそこだと思うので、イタリアにこだわらなければ、普通に英米のポップスを聴くのと同じように楽しめるアルバムでしょう、きっと。(2002.12.01)



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TIZIANO FERRO / ROSSO RELATIVO (2001)   alla "Musica"
とても才能のあるシンガーだと思います。ヴォーカルそのものに個性があるというのは、シンガーとして大きな強みです。声質にも個性がありますし、歌自体も上手です。基本はR&Bをベースにしたポップ・ミュージックで、ラップの要素も強く、その意味ではそれほどイタリアを感じさせないという、最近の若いアーティストにありがちなタイプにも感じられるのですが、その一方でイタリアらしいメロディや情感にあふれたバラードもきちんと歌える、ほどよくロマンティックかつエロティックに歌える。大きなメロディも歌えるだけのしっかりした歌唱力を持ったうえでラップを歌っているというのがわかります。 (2005.06.04)

TIZIANO FERRO / 111 centoundici (2003)
デビュー・アルバム『Rosso Relativo』が大ヒットしたTiziano Ferro(ティツィアーノ・フェッロ)のセカンド・アルバム。すでにトップ・アーティストの風格をたたえています。
前作よりもソウルフルな曲とヴォーカルが増えた気がします。そこにデジタリックなアレンジがかぶさり、いかにも現代風なポップスが聴けます。こういった感じがおそらく、本国イタリアをはじめ広くヨーロッパ、さらには日本でも若いリスナーに人気がある理由なのでしょう。
その一方でM3「Sere nere」やM6「Non me lo spiegare」のようなメロディアスな曲もきちんとあり、自分のような古い時代(?)のイタリアン・ポップスが好きな層もそれなりに楽しめるようになっています。こういったメロディアスな曲も、デジタル楽器を上手に使った、ある意味ゴージャス(?)なアレンジが施されていて、古臭いイメージはありません。
個人的にはいわゆるソウル系やクラブ系、R&B系といった曲があまり好きではないので、そういった要素がそれほど強くない前作のほうが好きですが、個人的見解は別にすると、今作には前作から一層のアーティストとしての成長が見られるといえるでしょう。イタリアン・ポップスの「いま」を知るアルバムとして優れたものだろうと思います。(2004.05.09)



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TONI ESPOSITO / PROCESSIONE SUL MARE (1976)
 Toni Esposito(トニー・エスポジート)はナポリ出身のパーカッショニスト。セッションマンとしての信頼が厚いようで、ナポリのさまざまなアーティストのアルバムにその名前を見つけることができます。一方で自身名義のアルバムもそれなりに出しているようで、パーカッションだけでなく作曲や歌でも才能を発揮しています。
 このアルバムは1976年にリリースされたもの。インストゥルメンタルのフュージョン風の曲が収録されています。軽やかで切れがよく、同時に暖かみのあるパーカッションも魅力ですが、アコースティック・ギターやサキソフォン、生ピアノなどが奏でるメロディやコードワークにも南欧らしい明るさと輝きがあり、好ましく感じられます。
 フュージョン風といってもアメリカや日本のそれとは違い、イタリアらしい味わいと雰囲気をたたえたプログレッシヴ・フュージョンといった感じでしょうか。表面的な印象は違っても、その奥には、たとえばIl volo(イル・ヴォーロ)などにも通じるものがあると思います。
 どの曲も3分から5分程度と短く、もう少し引っ張ってくれ、次の展開を見せてくれと思う部分も多少あるのですが、そうせずにコンパクトにまとまっているのがかえって、作品全体を締まったものにしているともいえそうです。
 青い空と輝く海に明るい太陽という、美しい南イタリアのイメージを存分に感じさせてくれるアルバムです。
(2003.01.26)



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TONY CICCO / OGNI VOLTA CHE VEDO IL MARE (2004)   alla "Musica"
もともとは1997年にリリースされた『Voce e batteria』の再リリースCDのようです。すべての曲の作曲にTony Cicco(トニー・チッコ)がからんでます。2曲ではGaio Chiocchio(ガイオ・キォッキォ)、1曲でMario Casteunuovo(マリオ・カステルヌオヴォ)のクレジットも見られますが、GaioMarioがからんでいる(おそらく作詞の部分でしょう)からといってカンタウトーレ的なロマンティックさや趣の深さが出るわけではなく、アルバム全体を通しては小洒落た雰囲気をぷんぷん振りまく軽快なポップス作品になっています。ドラムはもちろんTony自身が叩いており、最近の打ち込みドラムに支配された躍動感のないリズムとは違う、人間らしいあたたかみが感じられます。どの曲もポップで軽やかで聴きやすく、またTonyはあいかわらずひび割れたいい声をしていて、ちょっとしたブレイクタイムにリラックスして聴く分にはよさそうです。 (NAR INTERNATIONAL: NAR 12404-2 / イタリア盤CD) (2005.10.10)



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TONY DALLARA / LA NOVIA (?)
 Tony Dallara(トニー・ダッラーラ)の代表曲というと、やはり「Come prima」なのでしょうか? 個人的には「Come prima」というと、元(?)タレントの上岡龍太郎さんなのですが。というのも、この曲をはじめて聴いたのが、トーク番組で上岡さんが歌っていたからなのです。そんなことは、どうでもいいですね。
 このCDは多分、新録のベスト盤だと思います。彼のオリジナル録音を聴いたことがほとんどないので、実際はどんなだかわからないのですが、新録にしてはオールドな楽器の音づくりとアレンジがされていて、もしかしたら意外とオリジナルの雰囲気に近いのかもしれません。
 古いカンツォーネらしく、素直でおおらかなメロディが聴けます。そのうえ、思ったよりアメリカ的なおしゃれさもあります。それぞれのフレーズの歌い出しと歌い終わりに力が入るヴォーカル・スタイルは、Massimo Ranieri(マッシモ・ラニエリ)などに近いように感じます。ただ、Massimoほどの迫力、声量はありませんし、声質もMassimoのようなダミ声ではないので、Tonyのほうがロマンティックです。
 こういった1960年代から70年代にかけての音楽って、たしかにいま聴くと古臭くはありますが、非常にベーシックな部分での「音楽の楽しさ、美しさ」が強く息づいていて、最近はとくに耳になじむようになってきました。自分が音楽に触れるようになる前の時代の音楽ですから、同時代体験はありませんし、懐かしいはずもないのですが、愛すべき音楽の本質が、そこにはあるような気がします。たんに歳をとっただけかな。(2000.11.12)



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TONY PAGLIUCA / IMMAGIN - ARIE (1993)
 TonyToniでファーストネームのつづりがちょっと違いますが、たぶんLe Orme(レ・オルメ)のキーボード奏者、Toni Pagliuca(トニー・パッリゥカ)のソロ・アルバムだと思います。
 内容的にはキーボードとプログラムされたシンセサイザー、ドラムによるインストゥルメンタル作品です。注意深く聴けばLe Ormeの残り香もかすかに感じられる気もしますが、たぶんそれは気のせいでしょう。ジャンル的にはニューエージとかに入るのかもしれませんが、メロディ的にもアレンジ的にもこれといって特筆すべきこともなく、残念ながら退屈な音楽です。もちろん、こういう感じの音楽が好きな人もいるのだろうけれど、少なくとも自分はとくに聴くべきポイントを見つけられません。
 1曲だけゲストで女性ヴォーカルの入った曲があり、これなどはテレビの海外紹介番組などのBGMで使われてもおかしくなさそうではありますが、安易な感じはぬぐえません。(2000.06.17)



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TOTO CUTUGNO / THE VERY BEST OF TOTO CUTUGNO (1990)
 少し鼻にかかったようなカスレ声がとてもイタリア的なカンタウトーレ、トト・クトゥーニョ(Toto Cutugno)の、デジタル・リマスターされたベスト盤。全体的に素朴なほのぼの感があり、魅力となっています。
 アルバトロス(Albatros)時代のイージーリスニング風な曲も収録されていますが、こういうのは自分の興味には合いません。それよりもやはり、カンタウトーレらしい、そこはかとなく感傷的な曲が心に響きます。今のイタリア・ポピュラー界のメイン・ストリームとはなりえないのでしょうけれど。(1999.02.11)

TOTO CUTUGNO / IL TRENO VA... (2002)   alla "Musica"
 フランスで先行リリースされてヒットとなったのちにイタリアでもリリースされたアルバム。ベスト盤やセルフ・カバーなどではなく、新曲を中心にしたオリジナル・アルバムのようですが、それでもやはり大ヒット曲である「L'italiano」「Africa」は、またまた新録で収録されていたりします。ひび割れた声はあいかわらずで、カンタウトーレ・イタリアーノらしい哀愁がたっぷりあります。どの曲も、素直で落ち着いたロマンティックなメロディにあふれています。演奏やアレンジも、イタリアらしい人間臭い暖かみを残しながらも、フランスで先行リリースされたアルバムだからでしょうか、スッキリとした感じに仕上がっていて、少ししゃれた感じさえ受けます。(2003.01.26)

TOTO CUTUGNO / L'ITALIANO (?)
 1975年から1983年にかけての曲を収録したベスト盤。Toto Cutugno(トト・クトゥーニョ)はやたらとベスト盤の類が多く、収録曲やジャケット写真の情報が少ないネット通販だと、CDのタイトルだけではオリジナル・アルバムなのかベスト盤なのか、ベスト盤だとしたらどんな曲が入っているのかがよくわかりません。そんなわけで自分もTotoのCDを何枚か持っているのですが、けっきょくほとんどがベスト盤で、同じような曲ばかりが手元に増えていくような状況です。
 今回のCDもTotoの超有名曲「L'italiano」がタイトルになっている時点でいかにもベスト盤っぽかったのですが、たしか同タイトルのオリジナル・アルバムもあったはずで、もしかしたらと思って海外の通販サイトで買ったら、やっぱりベスト盤でした。そんなわけで、おなじみの「L'italiano」「Africa」などがまた手元に増えたのでした。
 収録されているのは新録ではなく、オリジナル録音のようです。ひび割れた声はやはり魅力的で、「L'italiano」のようなフォーク・ロック風の曲ではとくに声質が曲に味わいを与えています。一方でムード音楽やイージーリスニングに歌を乗せたような曲も多くあり、そういうのはやはりBGM的に楽しむほうがいいかなと感じます。そういったBGM的な曲では平凡で安易なストリングス・アレンジが施されているのがいまひとつです。
 ところでTotoって、シャッフルや三連系のリズムを持った曲に好ましいものが多い気がするのは、自分だけでしょうか。(2003.01.26)



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TOTO TORQUATI / GLI OCCHI DI UN BAMBINO (1973)   alla "Musica"
 RCA時代のClaudio Baglioni(クラウディオ・バッリォーニ)のアルバムでもおなじみのキーボーディスト。そのためもあってか、ところどころにClaudioのアルバムを思い出させるようなキーボード・アレンジがあります。堂々としたオーケストラ入りのオープニング曲ではじまり、けっこうリズミックなポップ・ロックも聴かれます。シンガーのアルバムとしてはバンド的な演奏になっていて、歌ものとロック・サウンドのバランスがよいと感じます。ところどころにオーケストラやコーラスが導入され、叙情と躍動がうまくミックスされています。(2002.05.19)



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TULLIO FERRO / IL GIORNO DI UN GIORNO (1999)
 アコースティック・ギターのやわらかい響きと、低めの落ち着いた声が、大人の音楽を感じさせます。アコースティック・ジャズのような要素を多く持ったポップスは、秋の夜長に香り高いウィスキーやブランデーなどを飲みながらゆったりと聴くのに最適かもしれません。軽やかなエレクトリック・ピアノの音もおしゃれです。
 おだやかな暖かさとクールさが同居しているような音楽性は、Nino Buonocore(ニーノ・ブォノコーレ)Fabio Concato(ファビオ・コンカート)などに通じるところがあるかもしれません。曲によってはハーモニカやヴァイオリンなども導入され、いなたさや哀愁といったアクセントをつけています。
 ヴォーカルにも演奏にも強い個性は感じられませんが、そのクセのなさが聴きやすさにつながっています。都会の夜のさまざまなシーンのBGMとして邪魔にならない音楽だと思います。(2001.10.20)



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TERESA DE SIO / TERESA DE SIO (1982)
Teresa De Sio(テレーザ・デ・シオ)はナポリの歌姫。Mauro Pagani(マウロ・パガーニ)のファースト・アルバムやEmilio Locurcio(エミリオ・ロクルチオ)のポップ・オペラ『L'eliogabalo』にも参加してて、独特のエキゾティックな歌声を聞かせてくれています。このアルバムはTeresaの名前がそのままアルバム・タイトルになっていますが、デビュー作ではなく、1982年のセカンド・アルバムです。
じつは自分、Teresaのアルバムってほとんど聴いたことがなくて、彼女に対する印象は、MauroEmilioの作品など、彼女が参加した別のアルバムからのもののほうが強かったんですよ。なので、もっと地中海風、民族音楽風かなと思ってたんですけど、思ってたより、というか、かなりこのアルバムはポップです。Sheena Easton(シーナ・イーストン)かよってくらいに、明るくてやわらかでポップなメロディがあふれてます。
でも、Teresaの歌声は、やっぱり独特なんですね。曲調やメロディ、アレンジは英米のポップ・ミュージックとそれほど大きく違わないのだけど、Teresaの細かく震える歌声には、やっぱり南イタリアの香りが色濃く漂っています。Teresaのビブラートにあわせるように細かいビブラートをかぶせるハーモニカなんていうにくいアレンジもあり、センスのよさをうかがわせます。
アルバム全体としてはポップすぎて、個人的な好みとは少し違うのですが、Teresaはやっぱり味わいのあるシンガーだなと思います。また、個性的な彼女のヴォーカルを活かすのは、こういった曲調ではなく、やはりもう少しエキゾティックな、エスニックな、トラディショナルな雰囲気を持った曲なんだろうなとも思うのでした。 (PHILIPS/POLYGRAM: 824 620-2 / イタリア盤CD) (2004.07.25)



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